そのまま飲んでも美味しいですが、料理の調味料として使うと旨味が増します。
また昆布水は昆布茶よりも飲みやすいといった声が多く、毎日飲むのが苦になりませんので、昆布の持つ美容と健康効果を惜しみなく発揮することが出来ます。
昆布は低カロリーでありながらミネラルが豊富に含まれています。昆布と牛乳を比較した場合、ミネラルは牛乳の約23倍、カルシウムは約7倍、鉄分は39倍とされています。
ですので、昆布水にして少量飲むだけで高い健康効果が得られます。
逆にもっと効果を高めようと思って、昆布の量を多くしたりすると逆効果なので注意してください。
また、昆布にはアルギン酸やフコイダンといった食物繊維も豊富に含まれていますので、腸の中をキレイにし、腸の働きを活発化してくれるので、大腸癌、動脈硬化、心筋梗塞、高血圧、脳卒中、肥満などの生活習慣病の予防にも効きます。
【 昆布に含まれる主な成分 】
(1)EPA
(2)アルギン酸
(3)ミネラル(マグネシウム、鉄、ヨウ素、セレンなど)
(4)フコイダン
(5)フコキサンチン
昆布はダイエット効果が高いとされています。その理由は昆布と脂肪を一緒に食べることによって腸の中で昆布のアルギン酸が脂肪分をしっかり消化し、そのまま便となって体の外に排出されます。
ですので、脂肪が体に吸収されるの防いでくれるので、その結果としてダイエットにつながります。また、昆布水として飲むことによって、満腹感を得られるので、この点もダイエット効果を高めてくれる大きなポイントになっています。
ちなみに昆布水の作り方は非常に簡単です。
できるだけ細く刻んだ昆布10グラムに対し、水1リットルを注いで、冷蔵庫に3時間以上寝かせるだけで完成です。
昆布水を作るさいに使用する昆布の量は、普段「だし」をとるのに使う昆布の半分程度の量でいいので、昆布水を使い切っても同じ昆布でもう一度水を替えれば使えます。
ちなみに昆布水は冷蔵庫で2週間ほど保管することができます。
料理を作るさいに水の代わりに昆布水を使うと料理のお味がアップするのでおすすめです。