文明病                                                                        森下敬一


文明病と言う名の病氣があります。

まず第一にあげられるのは、血管心臓病です。

血管病は、白米、白砂糖、化学調味料などの三白食品を、心臓病は動蛋食品を多食する事が原因となって起こる病気なのです。

 

第二番目にアレルギー性の疾患が、第三番目に、精神疾患があげられます。

アレルギー反応は、体の最も弱っている部位に、表われるので病氣の姿は人によって千差万別。精神活動を常軌にもどすためには、食生活を玄米、菜食に徹底させる事が絶対条件です。

 

物質文明が極度に発達した結果、環境の変化は著しくなった。

ことに食生活のそれは、際立っている。豊かさが人びとを美食にかりたて、我々人間にとって必要な食べものは何かという事を見失わせてしまった。

 

文明病のほとんどは、現代栄養学が推奨する動蛋食品を至上とする、カロリー中心の食生活に起因しているのであるから、この事を大いに反省する事が、健康回復を図るにあたってまず必要な事だ。健康の根源は、正しい食生活にあるからである。

 

それでは、この文明病と呼ばれる病氣には、一体、どのようなものがあるだろうか。

 

その主なものをあげ、その原因を探り、かつ根治させるための適切な食事療法をアドバイスしておこう。まず第一にあげられるのは、血管心臓病である。

血管心臓病とは、あまり聞きなれない言葉かも知れないが、今、世界的な傾向として増えている病氣だ。

 

動脈硬化症、高血圧症、脳卒中などの血管病、心筋梗塞、狭心症などの心臓病を一緒にして、こう呼んでいるのである。

このうち、わが国においては、戦前は、血管病こそあれ、心臓病はめずらしい病氣であった。それが食生活の欧米化により肉、卵、牛乳などの動蛋食品の摂取量が増える共に、心筋梗塞、狭心症などが多発するようになった。

 

すなわち血管病は、白米、白砂糖、化学調味料などの三白食品を、心臓病は動蛋食品を多食する事が原因となって起こる病氣なのである。

 

<健康は正しい食生活から>

ここで動脈硬化症についてもう少し説明を加えておこう。

この動脈が硬化するという状態は、精白食品、とくに甘いものが大きな原因となっているのであり、食事をする事によって、血液中の糖度は高まってくる。その際、精白された白米、白砂糖などを摂った場合と、精白されない玄麦、玄米、黒砂糖などを摂った場合とでは、その高まりかたに大きな差をみる。

精白されない食品の場合は、自然な型で血糖値が高まってくる。

 

ところが白米、白砂糖などの精白食品を摂った場合には、血液中の糖分が急激に上昇し始めて、その曲線は不自然なものとなる。この急激に昇った血糖値を押さえる役目を負わされているのが膵臓なのだ。

 

膵臓とは、胃の後側にあり「へ」の字型をした灰黄色の臓器で、消化液である膵液を分泌し、十二指腸に送る働きをもつ。同時に、膵臓にあるランゲルハンス島と呼ばれる組織からは、インシュリンというホルモンも分泌している。

 

このホルモンが、血糖の急上昇をおさえるために、大急ぎで動員されるのである。

普段より何倍もの過重な仕事を強いられるわけだ。そんな無理な作業を何回も繰り返しているうちに膵臓は過労におちいり、その機能はだんだん衰えてしまう。やがては膵臓からインシュリンが分泌されなくなり、血糖値は上がりっぱなしになる。

 

普通、健康な人の血糖値は100mg/dlくらいであるのが、300~500mg/dlにもなってしまう。こんな状態が継続すると、尿中に糖が検出されるようになる。これが糖尿病である。

 

またインシュリンは脂肪代謝とも深い関係をもっているため膵臓機能が衰えてくれば、脂肪代謝が円滑に行なわれなくなり、細胞中に変性した姿となった脂肪が残るようになる。これが動脈硬化の大きな原因なのである。

 

動脈硬化というと動蛋食によるコレステロール沈着だけが問題にされがちだが、精白食品も負けず劣らず危険なものだ。この事から、農村地帯では肉食をしないにもかかわらず、動脈硬化が多い理由がわかろう。

 

動脈硬化を引きおこす悪党コンビは白米と塩分だけではなく白米と白砂糖なのである。

 

今の日本人の平均的な食生活は、白米の御飯を主食として、副食に肉、卵などの動蛋食品、味付けにたっぷりの白砂糖という三本柱から成り立っている。こんな食生活が続けられている以上、今後もこの血管心臓病が少なくなる可能性はありえない。

むしろ逆にドンドン増えていくであろう。

 

では、こうした血管心臓病を防ぐためには、食生活をどのように改善したらよいのだろうか。基本はまず玄米、菜食を実行する事である。

すなわち、主食は小豆、黒豆、ハト麦などを混ぜた玄米御飯とする。時には日本そばもよい。

副食は、野菜に海藻、きのこなどを加え、ごま油、胚芽油、人フラワー油、みそ、しょうゆ、あら塩を調味料とする。大豆製品、梅干なども積極的にとるようにする。

 

そして次にあげる薬草茶を、お茶代わりに飲むとよい。

すなわち動脈硬化症にはイカリソウ、ドクダミ、カキ、クコ。

高血圧症にはカキ、クコ、ハブソウ、ドクダミ。

脳卒中にはカキ、ヨモギ、イカリソウ、ドクダミ。

心筋梗塞、狭心症には、ハブソウ、オオバコ、ゲンノショウコ、ドクダミが適当だ。

 

<アレルギーと精神疾患>

第二番目にアレルギー性の疾患があげられる。これも最近急増している病氣である。

我々の体では、異物の侵入に対して、その異物の作用を阻止する働きをもった物質「抗体」が作り出される。その抗体は、再び同じ異物が侵入した際に、それと激しく反応する。即ち、抗原・抗体反応をおこすわけでそれをアレルギー反応と呼んでいる。

 

アレルギー反応がおこると体細胞で、ヒスタミンやセロトニン、ブラディキニンなどの「アレルギー毒」がつくられる。この「アレルギー毒」は血液中に流れこみ、末梢の血管を拡張させたり、血漿を組織ににじみ出させて腫脹をおこさせたり酷いかゆみをおこしたりする事を通して、さまざまな障害を引きおこす。

 

一般には、このアレルギー反応をおこす原因となった異物(抗原 = アレルゲン)を突き止め、それを避けさせたり、少しずつ体をそれに慣れさせたりする療法がとられている。しかしそのような方法では、決してアレルギー性疾患は根治できない。アレルギー反応を起こすかどうかを最終的に決定するものは、その人の体質なのだ。

 

根本原因は体質の悪さにあるのであって、体の外から作用するアレルゲンにあるのではない。

アレルギーをおこしやすいのは、胃腸が弱く、神経過敏な体質で、このような体質の人は皮膚、粘膜が弱く、すぐ炎症をおこす。炎症が起こった所からは、分泌物が滲出しやすく、湿疹状態になる。

 

アレルギー反応は、体の最も弱っている部位にあらわれるので病氣の姿は人によって千差万別。とくに多いものを体の部位別にみると、次のようなものがある。

(1)呼吸器にあらわれるもの…喘息、氣管支炎、鼻炎など。

(2)皮膚にあらわれるもの…ジンマシン、掻痒症、しもやけ、紫斑病など。

(3)消化器にあらわれるもの…口内炎、胃炎、胃潰瘍など。

 

こうした病氣の原因は何かというと、それは明らかに牛乳と卵である。それも95%は牛乳に、残りの5%が卵によるものだ。

 

現代栄養学のいう蛋白質はアミノ酸に分解された後、腸の粘膜を通過して吸収される…… という考え方は誤りである事を、我々はすでに17~18年も前に実証している。

血液を毛細試験管に入れ、遠心分離器にかけると血漿と血球に分れるのであるが、その際、血漿の上にもうひとつの層ができている。調べてみると、それは牛乳と卵の蛋白であった。採血に備えて、体に元氣をつけるために生卵を何個も飲んできたという人の血液からは、生のままの卵白がそのまま検出されたのである。

 

異種蛋白が体内に入り込んでくれば、アレルギー反応がおこるのも至極当然の話だ。

とくに牛乳の場合は、その成分の特性と人間の消化機能の性格との関係で、蛋白質は消化されないまま、腸の粘膜を通過して、血液中に吸収されやすい。

牛乳がアレルギー性疾患の原因になる事が圧倒的に多いのもそのためなのだ。

もし、腸の一部に炎症をおこし、ただれているような場合は、異種蛋白はその部分からストレートに血液中に入ってしまう。

 

あるドイツの学者は、犬にビール酵母菌を食べさせたら、尿中に酵母菌がでてきたという事実をつかんだ。この事は、酵母菌が腸の粘膜を無傷で通過し、それが血液中に入り、さらに腎臓をすり抜け、尿中に排出されたという事になる。現代栄養学でいう消化の概念で理解出来ない現象がおこっているのだ。

 

アレルギー性疾患の根治をはかるためには、腸の機能を整え血液を浄化する事が重要だから、食事療法は、血管心臓病に準じておこなう。

薬草茶は、喘息・氣管支炎にはクコ、ハブソウ、オオバコ、ヨモギ。

鼻炎には、ヨモギ、オオバコ、ドクダミ。

湿疹には、カキドオシ、カンゾウ、クコ、ハトムギを煎じてお茶代りとする。

 

第三番目に精神疾患があげられる。

今や、精神、知的障害児の急増は世界的なもので、この子供達に共通して偏食されている食べ物が卵焼きなのである。

 

また、ホテルのコックに自律神経失調や精神障害をきたす者が多い、というデータもあるが、これは、しょっちゅう卵料理をつくるために、その時、熱せられて出る煙の中に、神経の働きを障害する有害な成分が含まれているためであろうと指摘している学者もある。

 

わが国では精神障害者は、戦後になって急にふえているが、その数値は卵の消費量と比例しているのである。世界的にはアメリカが最もひどく、4人~5人に1人の割合で精神障害者があるといわれる。

大統領暗殺に象徴されるアメリカの世相をみていると、まさに肉食国の末路という氣がして仕方がない。

 

さて、精神活動の脱線を防止する、あるいは常軌にもどすためには、食生活を玄米・菜食に徹底させる事が絶対条件だ。

 

カルシウム、鉄、ナトリウムなどの各種ミネラル、およびビタミンB類など神経機能の正常化に不可欠な成分が十分に補給できるからだ。

 

薬草茶としては、カンゾウ、ヨモギ、ゲンノショウコ、シソ、カキドオシ、オオバコなどが有効である。

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


旬(ときめき)亭へのアクセス


 

 

 044-955-3061

 tokimeki@terra.dti.ne.jp

 

 旬(ときめき)亭 亭主  たきがみ博士



 

神奈川県川崎市麻生区

百合丘1-5-19 

   YDM百合ヶ丘ビル 5階

 



☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


天城流湯治法の天健躰操 【始動法】

寝る前、起きた時 3ポーズで5分間

肩こり、腰痛・しびれから解放