重金属や放射性物質などはミネラルに属します。
つまり脂溶性毒物ではないのだが、脂肪の中に入り込むことはあります。
大きく社会毒で考えるとこの二つに分けられます。
もちろん砂糖そのものは猛毒であり牛乳そのものも猛毒です。
それらは相互の毒性を強化して悪影響を及ぼすので、社会毒や砂糖や牛乳を避けることはちゃんと放射性物質対策にもつながっている。
人体生理や生命科学から考えれば、それらを別々に扱わないことこそ重要なのです。
私のクリニックでは種々の食事療法を用い、補助的に健康食品およびサプリ的なものを用います。
いくつもクリニックには商品を置いてありますがそれについては後述します。
注意してもらいたいのはたとえばサウナなどで毒の排出を促した場合、悪い毒だけ出ていくという都合の良いものではないということです。
ミネラルの毒物はミネラルとして汗から出てくるが、これは必須ミネラルも放射性物質も同時に出てきます。
よってサウナなどで汗を出した後に、良いミネラルやきれいな油を多く補充することが重要です。
さて、具体的に項目として出してみると以下のようなものがあります。
繰り返すがこれらは福島が爆発してから国家的なレベルで検討されたことは少なく、科学的根拠に乏しいという問題点があります。
しかし可能性があるものやチェルノブイリで検討されたものに、いくつか方法論があるのでそれを紹介します。
これは放射能だけでなく病気の治療にも応用できますが、病気それぞれで違うので何も考えず使ったところで、あまり意味はありません。
・微生物の摂取(=発酵食品の摂取)
・ケイ素の摂取
・ミネラルの摂取
・活性炭による除去(キッズカーボンなど)
・ブルーグリーンアルジ―
・アロエベラ
・モリンガ
・塩重曹風呂
・低温サウナ
・よもぎ蒸し
・岩盤浴、陶板浴
順に簡単に説明していきます。
すべての論拠を説明しきれないので、キーワードを利用してもらい、ネットなどで自分で調べてもらうことも忘れないようにしていただきたいです。
まず微生物の摂取(=発酵食品の摂取)だが、味噌については説明したしほかの日本の発酵食品も同様の考え方が成立するので、うまく料理に使っていただきたいです。
その際すでに強調したがスーパーのまがい物の発酵食品はむしろ有害なくらいなので、本物を選ぶ努力をしていただきたです。
EM菌についてはチェルノブイリでも有名になりましたが、私はより強力で菌種の多いYM菌を勧めています。
あとビール酵母なども外部被曝に効果があるという論文があり報告されています。
この効果は活性酸素の除去が関係していると推測されています。
ケイ素は非常に興味深いミネラルです。
ケイ素材の摂取は放射能を減弱すると指摘されています。
これは科学的には全く未解明で業者に聞いても同じことが言われます。
しかし個々の事例を聞いていると、シリカの摂取をした人で、尿中被ばくのセシウム濃度が激減したという話を聞いています。
実は私の娘もこのシリカ(ともう一つはキッズカーボン)を放射能防御のために使用したが、3カ月で1/6以下に激減し非常に助かったことがあります。
ミネラル剤はにがりや微小ミネラル剤になります。
放射能はミネラルに属しますし、ミネラルは比較的早くいろんな効果が出ます。
精神科の患者や子どもなどの場合、能力の改善が観察しやすいです。
マグネシウム、カリウム、硫黄、鉄分、亜鉛、マンガン、銅、セレン、などが重要になってきますね。
活性炭による除去は解毒というより腸内からの除去が主目的です。
代表的な商品はキッズカーボンになりますが、私の知らないほかの商品も存在するかもしれない。
キッズカーボン自体は特許もとっている製品であり、放射性物質や添加物や農薬などを吸着して、便と一緒に外に出してくれる効果があります。
クリニックではスピルリナより強力成分として、ブルーグリーンアルジーを使用しています。
ブルーグリーンアルジ―とは藍藻類の一種であり、35億年前に誕生しミトコンドリアの起源や葉緑体の起源を含有している。
産地はアメリカのクラマス湖であり回収されて商品化されています。
BGAの注目されている理由はORAC(活性酸素吸収能力)が非常に高いということです。
ペロキシルラジカルに対する抗酸化力はBGAがあらゆる食品の中でトップという研究データもあります。
またフィコシアニンと呼ばれる発ガン抑制物質も含まれており、スピルリナと比べてもフェニルエチルアミンが含まれていないこと、オメガ3が多いこと、多糖類が多いことなどで違いがあります。
よってスピルリナよりさらに防御効果が期待できます。
アロエベラは海外では古くから薬草として利用されてきましたが、放射能対策にもなるということがわかってきています。
日本はキダチアロエが自生していますが、これは塗るのは良くても苦くて飲めないので、当院ではアロエベラなどを使っています。
1950年代に放射線でやけどをしたウサギにアロエを塗りこんだ実験で、ケロイド化したやけどが修復されたという実験があります。
ほかにもアロエベラ博士と呼ばれる八木博士にお会いしたことがありますが、アロエベラと放射線に対する毒性について論文を書いておられます。
科学的にも放射線防御に働く栄養素を多分に含んでいるのは確かです。第五福竜丸が被爆したときにもアロエベラが使われたそうです。
塩重曹風呂
重曹と天然塩のデトックス風呂は米軍のロス・アラモス研究所が、放射性物質対策として効果を認めた方法です。
低温サウナは汗の排出、脂肪の燃焼、血流促進、免疫力の向上などをもたらす手法です。
特にサウナで特筆すべきは皆さんご存知「汗」であり、低温サウナの汗は脂溶性毒だけでなくミネラルや放射性物質なども排出していきます。
低温サウナの汗は、たとえばヘロイン中毒者の場合、汗からヘロインが出てくることも科学的に確認されています。
また低音サウナの利点は長くは入れること、出たり入ったりしながらであれば数時間でも入れることであり、強力な解毒効果をもたらします。
ただ日常的なレベルであれば、解毒は低温サウナでないといけないわけではありません。
陶板浴、エステカプセル、酵素風呂、砂風呂その他でも代用はできますし、もうすぐ当クリニックでもよもぎ蒸しを導入します。
安全な天然由来のビタミンC
2010年3月に防衛医科大学より論文が発表され、.放射線障害に対し事前にビタミンCを摂取することが有効であるとしています。
これも活性酸素対策として効果があるということでしょう。
多くの薬草やハーブなど
多くの薬草などに放射能防護作用があるといわれています。
ミネラルが豊富で活性酸素に対する防御効果を持っているからでしょう。
有名なものとしてはカッコウアザミ、アマランサス、ターメリック、エゾウコギ、ペパーミント、朝鮮人参、ショウガなどがありますが、はっきりいって無数にあり紹介はしきれません。
そして最も重要なことはこれを実践することが重要なことではない、ということを理解できるかどうかです。