排便の状態で体調を確認                      齋藤 香帆


つらい便秘や下痢といったお腹のトラブルに悩まされている人は少なくないと思います。

女性の死因のトップに「大腸がん」がランクインしていますが、便秘の継続は重病の引き金ともなり得ます。

かつての私も便秘に悩まされていました。

 

市販の便秘薬を使って解消に努めたこともありましたが、市販の便秘薬だと効き目が強すぎてお腹を壊しがちで、便秘そのものの解消にはつながらなかった苦い思い出があります。

 

お腹のトラブルは放置厳禁

 

私のように、市販の便秘薬の効き目の強さに不安を感じて、なかなかお腹のトラブルを思うように解消できていない人も多いと思います。

ですがそのまま放置してしまうと、腸閉塞といった腸そのものの病気や痔、力み過ぎにより高血圧症が悪化したり、重篤化すれば大腸がんにもつながります。

 

日頃から腸内環境を整える意識を

そこで日頃から腸内環境を整える意識を持ち、お腹のトラブル解消と同時に、予防に努める必要があります。

そこで今回お話したいのが、私達の体に棲んでいる微生物を育てるための方法です。

 

腸内細菌のバランスを意識していますか

 

私達の体には様々な微生物が棲みついています。

その中でも腸内細菌は約100兆個とも言われる数が存在しているわけですが、これらの存在は私達の健康に大きく影響を与えています。

 

特に「善玉菌」「悪玉菌」という名称は、健康食品の宣伝などで聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

私達の体にとって良い影響を与えるものが「善玉菌」、悪い影響を与えるものが「悪玉菌」、そのバランスに従って影響力が変わるものを「日和見菌」と呼びます。

私達の体にとって良いバランスは「善:悪:日=2:1:7」と言われています。

 

腸内のバランスがよければこんな排便になる!  彼らのバランスは便で把握できる

彼らのバランスが「2:1:7」というちょうどいいバランスであれば、ウンチが黄色みがかったバナナ状になると言われています。

理想的な便はバナナ1〜2本分の量と言われており、悪臭もしません。

力む必要もなく、すんなりと排泄することができます。

ただこの均衡が崩れることによって、石のように硬いウンチになったり、下痢状になってしまったりと変化が生じます。

 

臭いでも把握できる

またウンチから発せられる臭いは、体内に摂り込まれた栄養を腸内細菌達が食べ排泄したものによって発せられています。

そのため健康な便であれば、人に害を与える腐敗の臭いではなく、発酵臭に近い臭いがします。

 

ただ悪玉菌は毒性の強い臭いを放つため、強烈な臭いとなります。

そのため排便時の臭いがキツい時には、腸内バランスが崩れていることを確認することができます。

 

腸内バランスを意識した健康法とは

 

排泄物の形や臭いというヒントによって、腸内環境のバランスがどのように変化しているか分かります。

そこで自分の腸内環境を把握した上で、腸内バランスを意識した健康法に取り組んでいきましょう。

 

野菜たっぷりの食事を摂る

善玉菌を味方につけて、まずは腸内バランスを2:1:7となるように整えていきましょう。

腸内環境は食べ物で簡単にコントロールすることができます。

善玉菌をコントロールするならまずは、野菜が定番です。 

 

腸内細菌達も元々は人間と同様ブドウ糖などの炭水化物が主なエネルギー源なのですが、その多くは小腸で消化されてしまいます。

そのため、彼らが積極的にエサとして食べているのは「食物繊維」なのです。

野菜の栄養素に合わせた調理法で、3〜5種類は組み合わせて積極的に摂りましょう!

 

野菜中心で微生物に変化が

 

実際イタリアで行われた研究によると、ベジタリアンやヴィーガンの腸内細菌は、食物繊維を分解するラクノスピラ属やプレボテラ属と呼ばれる細菌量が増加しており、その働きが促進されていたことが確認されています。

野菜中心の食生活が腸内細菌のバランスに関与していることが分かっているのです。

 

またベジタリアン・ヴィーガンの便からは、糖尿病や心血管疾患などの発症リスクを抑える効果のある、腸内細菌の代謝産物である“短鎖脂肪酸”の濃度が高かったことも分かっています。

参考文献:野菜を中心とした食事は、腸内細菌叢に良い影響をもたらし、短鎖脂肪酸を増やす

 

整い始めたらマクロビオティックな食事も取り入れる

 

野菜を中心とした食生活で、腸内環境に変化が生じたことが実感できるようになったら今度はマクロビを取り入れてみてください。

 

野菜中心とはいえ、野菜だけを摂り入れていてはタンパク質が不足し、栄養バランスに偏りが生じてしまいます。

 

そんな時おすすめしたいのが、食物繊維が豊富で植物性タンパク質も得ることができるマクロビ食です。

 

良質な植物性タンパク質と旬のものを丸ごといただくという考え方で成り立つマクロビオティックの食事は、その季節に合わせて最適な食材をいただくことができる食事スタイルです。

元々人の体が持つ自然な状態、自然な体内環境に整えて維持するための基盤をつくりあげてくれます。

 

腸内環境改善の野菜、維持するためのマクロビ食

 

マクロビ食を始めると起こるのが好転反応です。

今までの食生活で蓄積されていた体に不要なものが排出される働きですが、好転反応が続く期間は人それぞれ違います。

3〜10日くらいで済む場合が標準ですが、4ヶ月近く続く場合もあります。

 

今までの食生活の不摂生も大きく影響することでしょう。

 

私の場合、不摂生な食生活から突然マクロビ食に挑戦した時には、かえってお腹を壊してしまい大変な目に遭いました・・・。

なので、腸内バランスを整えるためにはまず野菜中心の食生活を、腸内バランスが整い始めたら、そのバランスを維持するためにマクロビ食を継続するのが、最適な方法だと考えています。

 

腸内環境の変化に敏感になる

野菜中心&マクロビ食を実践してみると、腸内環境のちょっとした変化に敏感になることができます。

野菜中心の食生活を心がけている人の中でも、会社の人との付き合いで、いつもの食事に比べて脂っぽい食品やお酒など刺激の強いものを体に取り入れることもあるでしょう。

 

そのような日の翌日は、恐らく便やガスの臭いが強く、またお腹の調子も悪く感じることでしょう。

 

ただすぐにその変化に気づけるということは、自分が腸内バランスを意識して過ごせているということです。

付き合いでいつもとは違う食生活を送ってしまった翌日には、お腹に負担の少ない消化の良い食事や、野菜をメインとした食事を摂り即座に腸内環境を整えていきましょう。

 

腸内環境を整えた後にいいものを取り入れるという順番を守る。

 

変化に気づけば、改善はしやすい

 

腸内細菌のバランスは、排泄物の状態で簡単に確認することができます。

 

学生の頃は、添加物たっぷりのカップ麺やコンビニご飯で過ごしていましたが、体を壊したことをきっかけに食生活を改善したところ、ほんの少しの不摂生がすぐに体に影響を与えるようになりました。

 

今では腸内バランスを意識しているおかげで、ウンチやガスの状態でその日の体調を確認することもできます。

とはいえどんなにいいものを取り込んでも、腸内環境がよくなければ吸収することができません。

 

まずは荒れた腸内環境を改善して、整えた腸内バランスを維持していきましょう。

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

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