抗生物質は、腸ガンの発ガン率を高める           Dr. Mercola


抗生物質を服用する場合、短期間と長期間に渡るリスクがあり、後者については、薬剤の服用を止めてからずっと後になるまでそうと分からない可能性があります。

最も恐ろしいリスクのひとつに、薬物作用のメカニズムもあります:

腸内にいる細菌を殺してしまうことです。

 

こうなった場合、感染症を引き起こしている細菌は排除されますが、消化管マイクロバイオームを作り出すその他の細菌も一掃されてしまいます。

 

2014年、研究者は、抗生物質の使用が消化管マイクロバイオームを変えてしまう可能性があることから、腸ガンとしても知られる、結腸直腸ガンを引き起こすリスクがわすかに高くなる(8パーセントから11パーセント)可能性があるとしています。

 

同様に、過去の研究において、消化管中の細菌多様性が少ない人は、結腸ガンになりやすいそうです。

 

最近の研究では、更に、抗生物質により消化管マイクロバイオームが変えられると、ポリープと呼ばれるガン前駆体が結腸内で発現する確率を高める可能性のある細菌に対する抵抗力が弱くなることも示唆しています。

 

長期間の抗生物質の使用が大腸ポリープを増加させる可能性

大腸ポリープは、結腸の内壁に発達する可能性のある小さな細胞の塊です。

一般的には、無害である一方、大腸ポリープは、結腸直腸ガンの前駆体であることもあり、これは大腸と直腸の両方のガンが含まれ、治療しないでおくとガンの発現につながるおそれがあります。

 

公式機関紙Gut(消化器)に掲載された新しい研究では、60歳以上の16,600名の女性から2004年から2010年の間に経時的に収集したデータを用いています。

2カ月以上抗生物質を使用したことのある女性は、大腸ポリープになるリスクが高かったことを示しています。

 

特に、20代と30代に抗生物質を使った期間が最低でも合計で2カ月であった人は、そうでなかった人と比較してポリープになるリスクが36パーセント高くなっていました。

 

これらの薬剤を40代と50代で使用した女性では、ポリープになるリスクが70パーセント高くなりました。

例え15日以上であっても抗生物質を服用した場合、いずれの年齢層でもポリープのリスクが高くなることと関連性がありました。

Medical News Today の報告では:

 

「20代から50代の間に抗生物質を服用したことのない[女]性は、20歳から59歳の間に15日以上服用したことのあった人と比較して、腺腫と診断されるリスクが73パーセント高くなっていました。」

 

この調査が処方抗生剤のみを扱っているのに対し、食物(工場式畜産CAFOなどの) を経由して抗生物質を摂取している可能性もあるのです。

 

積み上げた研究が抗生物質の大腸ガンリスクに及ぼす影響を示唆

研究者達は、抗生物質が「細菌の多様性や数を抑制することにより、消化器マイクロバイオームを根本的に変えてしまうだけでなく、好ましくない微生物に対する抵抗まで弱めてしまう」ことを指摘しており、しかも抗生物質治療が必要となるような細菌にも炎症性があり、また別の大腸ガン発現リスク要因となっています。

 

お伝えしたように、抗生物質と結腸直腸ガンの関係性が分かったのは、これが初めてではありません。

2016年の別の研究で、抗生物質の使用が、特に使用頻度が増えた時に、結腸直腸ガンのリスクが高くなることに関係することが分かっています。

 

大腸内視鏡検査を受ける前に知っておくべきこと

衛生局は、50歳以上の結腸直腸ガン平均発ガン率にある人すべてに、10年置きに大腸内視鏡検査もしくは、5年置きに軟性S状結腸鏡検査による検査を受けるよう推奨しています。

 

大腸ガンの検査に用いられる主な医療器具は、S状結腸鏡と大腸内視鏡です。

これらの高価な医療機器の部品はいずれも、使い捨てタイプです。

これは、つまり、これらの機器は、使用するごとに内側と外側が十分洗浄、殺菌しておく必要がある、という点に問題があります。

 

今年初めに、別の医療用スコープで、ガン、胆石、胆管や膵管の病症治療に使用される十二指腸内視鏡が、少なくとも25の耐性菌発生に関わっており、これにより250名が体調不良となっていました。

 

検査鏡の小さなメカニズムが患者間同士で細菌をまん延させていることが明らかになった後の2016年に検査鏡類がリコールとなって以来、これは大きな懸念事となっています。

 

この企業は、問題を是正したそうですが、今では、この企業の件が示唆するように、ワシントン州のパティ―・マレー上院議員は、複数患者間で使用する検査鏡が適切に消毒できるという証拠を求めました。

 

大腸内視鏡検査の前処理も消化器バランスを崩す原因となる可能性

ほとんどの大腸内視鏡検査で用いる器具は、オートクレーブ滅菌(加熱殺菌)が行えず、検査によって使用した殺菌技術や薬剤の8割が著しく不十分であることが明らかになっています。

その結果、器具が患者から患者へとあらゆる種類の感染をまん延することになります。

 

多剤耐性細菌感染に対する検討の動きが高まっており、これは、とてつもない懸案事項です。

良いニュースは、検査の予約を立てる前に適切な質問を行って、自分自身を守り、感染の恐れを劇的に少なくできるということです。

 

患者間で使用した内視鏡の洗浄方法は

特に、洗浄にどの洗浄剤が使われるのか

病院やクリニックが過酢酸を使用している場合、先の患者から感染する確率は、ほんのわずかとなります。

グルタルアルデヒド、ブランド名がCidex(サイデックス)(これは、80パーセントのクリニックが使用)は、内視鏡器具の殺菌に適していません。

グルタルアルデヒドを使っている場合は、予約をキャンセルして、過酢酸を使用しているクリニックを探しましょう

大腸鏡検査を受けた人の何名が感染症で入院したことがあるでしょうか

また別の懸案は、処置の準備の段階で、通常、強力な緩下剤による腸管洗浄を伴うことです。

抗生物質同様に、これも腸内菌共生バランス失調やその他の腸バランスを潜在的に崩すことにつながります。

 

これは、結腸ガンの大腸内視鏡検査を受ける利点とリスクを計る際に留意すべき、もう一つの現実です。

 

直腸の健康を守るために、腸の健康を守ることから始めてみる

腸内の健康は、身体全部に影響を及ぼすということが、直腸健康が腸内健康を守るのと同様の原則と多大に関わる所以です。

例えば、ある研究によると、乾燥プラム (プルーンなど) は、腸内細菌を構成して直腸ガンのリスクを低減することがあるそうです。

 

適度な食物繊維も重要です。

日々の食餌ごとに10グラムの食物繊維を加えれば、直腸ガンになるリスクが10パーセント低減されます。

野菜は、最良の食物繊維摂取源です。

サイリウム種子外皮、亜麻の種およびチアシードにも水溶性食物繊維と不溶性繊維食物繊維の貴重な源です。

 

概して、日常的に摂取する食事の1000カロリーにつき約50グラムの繊維が、目指す理想的な量だと思われます。

発酵食品 も腸内健康と疾患予防の両方に重要な手段として注目されてきています。

例えば、腸内で微生物が食物繊維を発酵させる際に生成される短鎖脂肪酸である酪酸塩は、直腸ガン細胞の計画的細胞死を誘発することが分かっています。

 

まとめると、たくさんの野菜、食物繊維発酵食品豊富な食餌 が直腸ガン予防のキーであり、また腸内マイクロバイオームに影響するような手法に直接関係する理由です。

ある調査によると、「腸内細菌は、食餌と連携して特定の種類の結腸直腸発ガンリスクを低減することも増加することもある」そうです。

 

抗生物質でいっぱいの工場式畜産CAFや加工食肉を回避

加工食肉もCAFOの赤身肉も共に、結腸ガンと関わっており、これらの多くが他の発ガンリスクに影響する可能性のある化合物同様、抗生物質残渣を含んでいるということを理解するのが重要です。

 

ベーコン、ハム、ペストラミ、サラミ、ペペロニに、ホットドッグやソーセージの類などの加工食肉は、燻製、化学処理、塩漬けあるいは化学保存料を添加して保存処理したものです。

加工食肉に見られる硝酸塩は、特定の発ガン率を高めることに明らかに関連している、ニトロソアミンに変換することが多いのです。

 

2007年の世界がん研究基金(WCRF)による分析では、1日に1本のソーセージを食べるだけで、腸ガンになるリスクが高くなる可能性があることが分かっています。

特に、1日に1.8オンス(約51グラム)の加工食肉、これは1本のソーセージもしくはベーコン3枚ほどですが、ガンになる確率が20パーセント高くなることが分かっています。

 

一般的な赤身肉(ある調査では、1日に5オンス(約141.7グラム))を食べた人は、それよりも少量食べた人よりも結腸直腸ガンになるリスクが24パーセント高くなるということも示唆している研究もあります。

赤身肉は、それ自体は、問題がないようですが、調理方法や赤身肉が作られる源が重要な役割を果たす可能性があります。

例えば、牧草飼育牛には、ガンを治癒する化合物が含まれています。

 

これが食肉になる段には、牧草飼育で有機的に育った肉のみを食し、軽く(ウェルダンでなくレア)調理するのみに留めるのがお勧めです。

表向きは、大抵の人は至適に健康であるために、多少の動物タンパク質を必要とすると思いますが、必要以上にタンパク質を摂取している人がほとんどです (あるいは、健康的)。

 

他に直腸ガンのリスクを低減させるものは

結腸直腸ガンは、皮膚ガンはともあれ、アメリカでは、3番目に最も多いガンであり、また、女性では、ガン関連の死亡主因第3位、男性では、第2位となっています。

アメリカがん協会によると、2017年には、95,500件以上の直腸ガンが診断されることが予想されているため、予防対策を講じることが重要です。

 

不必要な抗生物質の使用を回避することが重要であり、これは、直腸ガンのリスクに潜在的に関連するからだけでなく、その他にも理由が山ほどあるからです。

有機で、抗生物質のない食肉や乳製品を選ぶように心がけた方がいいでしょう。

直腸ガンのリスクを低減するその他の手段の点から、基本的生活習慣で変えられることがたくさんあります。

 

野菜をもっと摂る

野菜には、一連の抗酸化物質やその他の病気を治癒する化合物が含まれており、これは、マグネシウムのように他で摂取するのが非常に困難です。

あるメタ分析の結果では、マグネシウムの摂取量を100ミリグラム増やすごとに、直腸結腸腫瘍の発生が13パーセント低減され、一方で結腸直腸ガンのリスクが10パーセント低くなることを示しています。

 

マグネシウム以外に、植物性化学物質と呼ばれる植物化学製品は、炎症を抑え、発ガン性物質を排除する一方では細胞が再生し、古い細胞を除去してDNAを保持するサイクルを正常にする働きがあります。

 

ビタミンDのレベルを最適化する

ビタミンD欠乏症は、結腸直腸ガンの危険因子です。消化器の機関紙に発行されたある研究では、血中のビタミンD濃度が高い人は、直腸結腸腫瘍を発現する確率が少ないとされています。

これは、ビタミンDが免疫システムに有益であるためで、癌性腫瘍の発達を抑える役目が果たせる可能性があるからです。

 

運動

定期的な運動が直腸ガンのリスクを著しく低減できるという確たる証拠があります。

ある調査では、身体的に活発な男性や女性は、例えば、あまり活発でない人と比較して直腸ガンになるリスクが約30パーセントから40パーセント低いことを明らかにしています。

 

アルコールの摂取量を制限し禁煙する

過剰なアルコール摂取量や喫煙はどちらも、結腸直腸ガンのリスクが高くなることと関連しています。

アルコールの場合は、通常「節度のある」アルコール摂取量は、1日に食事と一緒に取る、5オンス(約14.7グラム)のワイン、12オンス(約340.2グラム)のビールもしくは1オンス(約28.3グラム)の蒸留酒と定義できるでしょう。

 

健康的な体重維持とおなかの脂肪制御

多くの研究で、肥満は、直腸のガンも含め、1ダースものあらゆる種類のガンになるリスクが高くなることと関連付けています。

2014年のある調査では、16歳より年長の500万人以上の人から得たデータを分析したところ、体重が11ポンド(約5キログラム)増えることに10種類のガンの発ガン率が高くなることと関連していました。

 

もし、太りすぎであったり、肥満体であるなら、わずかな減量だとしても自分の健康には大きな利益につながる可能性があります。

ガン予防の観点からも、おなかの脂肪は、体重とは無関係に直腸ガンのリスクを高めることに関連するため、余剰なおなかの脂肪を減らすことは、極めて重要です。

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

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