少食のメリット                                        井村 政子


西洋医学の父ヒポクラテスも言っている。

「満腹が原因の病気は空腹によって治る。」食べ過ぎていないと思っても食べ過ぎの現代社会。改めて少食の重要性を知る。

 

日本ほど世界中の国々の食べ物が食べられる国はありませんよね。

スーパーもコンビニも年中無休、好きな時に好きなものが食べられる。幸せな国日本です。

 

しかし、残念ながら好きな時に好きなものが好きなだけ食べられる生活が、私たちの身体に負担をかけています。

ヒポクラテス以前の病気の治療といえば、聖職者や呪術師が行う祈祷や呪術が主でした。

それを食事、運動、薬草を使って病気を治す。

そして、病気を科学的に捉え発展させていきました。

 

「病人に食べさせると、病気を養うことになる。

一方食事を与えなけえば病気は早く治る」など断食や少食が病気を治すことを古くから知っていて多くの格言を残しています。

 

断食や少食が体にいい!多くの本が出版されていますが、なかなか実践できない。

食べなければいけない理由と同じくらい食べなくてもいい理由がある

 

食べないと大きくならない。

栄養を取らないとダメ。

朝食抜きは学力が低下する。

1日3食食べないと太りやすくなる。

 

などと食べなければいけない理由が述べられていますが、様々な情報を取捨選択していく力が必要です。

 

朝食はちゃんと食べなさいと言われて育った方も多いと思います。

最近の研究でも、朝食にたんぱく質を取ると満足し食欲が抑えられ、1日の摂取量が抑えられ痩せると言われたり、朝食を食べる子と食べない子では学力が食べる子の方が高いと言われています。

 

実験で効果が実証されているので、事実だと思います。

ただ、朝食を食べる子供に関しては、貧困の問題や、規則正しい生活を送れていることも関係してくるはず。

 

ジャンクフードや甘いものを食べず、しっかりとした食事をメインで生活するように教育されているお子さんはやはり賢くなりやすいでしょう。

ただ、一概に朝食=頭が良くなる。という結論を導くのは安易です。

 

たんぱく質についても、満足感は得られますが、血糖値の上昇により、食欲が湧いてしまう場合もあるので、たんぱく質+糖質の朝食をとる場合は気をつけなくてはいけません。

 

ちなみに、朝食を食べるようになったのは、エジソンがトースターを発明して売れるようにという戦略だったという話も・・・。

それまでは多くの人たちは2食が当たり前でした。

 

アーユルベーダでも午前中は排泄の時間。

固形物の摂取は排出を阻害するので良くないとされています。

 

食べることは思考が大きく関係している

一般人の方の中では、栄養を取らないと体に悪い。

という考え方が根強くあると思います。

 

身体は食べたものでできているということは事実ですが、毎食食べている場合、かなり気をつけないと栄養がきちんと取れず、糖質や脂質に偏った食生活になってしまいます。

 

また、子供に成長に必要な栄養素はデンプン質。

これを大人が食べすぎるのは逆効果となります。

 

体が成長し終わった大人に必要な物は、ビタミンやミネラルなどの体の機能を潤滑にする栄養素なのですから。

 

そして、同じ栄養素を摂取しても、その人の身体の状態によって栄養素の吸収率が変わってきます。

栄養素は小腸で吸収されますが腸内環境が悪ければ吸収率が悪くなります。

 

また、呼吸が浅いと栄養素は身体全身にくまなく巡らせることはできません。

少食でも栄養バランスに気をつけ、腸内環境が良く、呼吸をしっかりとしていれば、栄養失調にはならないのです。

 

企業に食べさせられているということを知る

美味しそうなお菓子のCM。これを食べれば健康になれそうという健康食品。中毒症状になる添加物やお砂糖。

子供の心を掴むお菓子のパッケージ・・・。

 

色々な手法で企業は私たち食べ物を買わせようと努力をしています。

私たちはその事に気付かずに、必要以上に食べさせられているのです。

 

企業により私達は報酬効果が強い砂糖、塩、脂肪を絶妙のバランスで作られた食べ物を食べています。

刺激が刺激を呼び気付かずに食べ過ぎになっています。

 

食事に気をつけている人でも、〇〇は体にいいと聞くと、毎日食べようと思いませんか?体に良いものでも、食べ過ぎれば身体に負担がかかります。

食べ物を食べ消化するには、どんなに身体にいいものでも負担がかかることに変わりはないのです。

 

 

少食のメリットとデメリット

1。体内酵素が食べ物を消化する消化酵素ではなく、修復する代謝酵素に多く使われる。そのため新陳代謝が良くなり、細胞が活性化し、肌の状態の改善、病気の回復が早くなる。

消化には多くのエネルギーが使われます。

そのエネルギー量はマラソンを走るほどとも言われ、身体には大きな負担となっています。

食べ物を消化するエネルギーを身体を修復するエネルギーに使えることで、いつまでも若々しく病気知らずの身体になります。

 

2。食事に時間がかからないので1日の活動量が増える

1日3食、食事を作って、食べて、片付けをして、買い物に行って・・・食べるということにどれだけど時間を費やしていることでしょう。

 

少食や不食の人達が、そのような食生活になって困ることが、「食べないので、時間を持て余すこと。」とおっしゃっています。

食べたり買い物に行く時間を削減できる分だけ行動的になれること間違いありません。

 

3。睡眠の質が良くなる。

私は普段はよく食べますが、ファステイングをしたり、意識して少食にする日があります。

普段ランチ後眠くなったり、活動が鈍くなりますが、少食の日には眠くなりませんし、夜の睡眠も眠りが深く、睡眠時間も4時間ほどです。

 

普段は7時間睡眠です。

なんと最大、3時間も睡眠量が減るのです。

 

消化に使われるエネルギーが代謝酵素の使われるため、すっきり目覚めることができます。

ちなみに、お肉を食べた日の朝は本当に起きるのが辛いです・・・。

それだけお肉には消化に大きな体力が必要なのでしょう。

 

4。痩せる

体重は重い人は痩せていきます。ある程度自分の適正体重に近づくと、体重は減らなくなります。

不食の人達がガリガリに痩せることなく、中にはむしろふくよかな方もいらっしゃいます。

 

食べる物はエネルギーですが、それ以外からもエネルギーを得ることができるのです。

空気や光、音、目に見えない物のエネルギーも私たちの生きるエネルギーとなる。

以前に問題になったモデルたちの過剰なダイエット。

栄養失調で亡くなった方もいましたが、食べなくても元気な人、栄養失調になってしまう人。

食べ物以外のエネルギーやそれを受け取る思考が関わっているのです。

 

5。食費がかからない。

食べる量が減るので食費は減ります。逆に、その分良い食材を買うことができるので、食費が変わらない場合もあります。

 

6。気持ちが軽くなる

少食になると、初めは食べたいという気持ち、食べられない気持ちで寂しい気持ちにもなりますが、慣れてくると、心も体もどんどん軽くなります。

体調がよくなることで、自然と楽しい気持ちになります。

 

7。目に見えないエネルギーがどんどん入ってくる。身体の中のエネルギー(プラーナ)が巡りやすくなる。

ヨガをしていると、プラーナ(気・エネルギー)を意識するようになります。

ヨガは空腹でするように言われていますが、それは、身体的に良くないことだけではなく、食べ物が身体の中のプラーナの動きを阻害するからです。

 

良いプラーナを取り入れようとしても、既に、食べ物というエネルギーが身体にあると、それ以上にプラーナを入れることができないのです。

良いプラーナを取り入れるために、プラーナが入るスペースを空けておくため少食はとても有効なのです。

 

8。運が良くなる。

良いエネルギーが入ってくるとどんどん運が良くなっていくとも。

目に見えないことなので科学的根拠に乏しいと言う方もいるかもしれませんが、実際に少食をしていると、「身体も健康になるばかりか、運気も上がった」という話はよく聞く話です。

 

また、観相の大家・水野南北が、少食によって相が悪い人も運が良くなり、逆に相が良くても、食が乱れていると運勢が傾いていくと述べています。

 

9。世の中の意識が変われば問題になっている食品ロスが減る可能性がある。

食べ物に恵まれていますが、ご存知の通り低い食料自給率の日本。

日本の食料自給率は現在39%(平成23年度)で、大半を輸入に頼っていますが、その一方で、食べられる食料を大量に捨てているという現実があるのです。

 

食品ロスが問題になっています。

日本国内における年間の食品廃棄量は、食料消費全体の2割にあたる約1,800万トン。

このうち、売れ残りや期限切れの食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの「食品ロス」は500万トン~800万トンとされています。

3食のうち1食を捨てていることになるそうです。

日本は世界中から5800万トンの食品を輸入しています。

一人が少食になることが直接食品ロスを減らすことに直結はしないかもしれませんが、多くの人が食べることへの考えを改めることで、食品ロスを減らすことができると思います。

 

少食のデメリット

1。栄養バランスと垂れた食事を意識しなくてはいけない

ただ少食にすればいいというわけではなく、その少ない食べ物は栄養バランスや質をきちんと考えたものでなくてはいけません。

お菓子やお肉を少しだけ。というのでは、バランスがたちまち崩れます。

食べる量が多くても同じですが、食べる量を減らすのであれば、尚更、オーガニック食材をメインにするなどクオリティにも気をつける必要が出てきます。

 

2。慣れるまで空腹やストレスを感じる。

食べないで健康になることに楽しみを感じられる人は大丈夫ですが、食べることが好きな人にとっては辛いです。

 

3。他人から色々言われる。人との食事が大変。

「食べないと体に悪い」と言われるでしょう。

また、会食する場合、自分だけ食べなかったり量が極端に少ない場合、相手に気を使わせてしまったりする場合もあります。

デメリットもある少食ですが、人との会食の場合はその時は普通に食べて普段気をつけるというスタンスでもいいですし、私は私だから、と周りに理解してもらうといこともできるでしょう。

 

少食を実践していると聞いて、周りが意外に興味を持ってくれる場合もあります。

一番のデメリットは空腹が慣れるまで辛い。ということだと思います。

 

どうすれば少食を実践できるのか。

不食の存在を知れば、少食でも大丈夫と思考が変わる。

知識が変われば、意識が変わり、思考が変わり、行動が変わる。

 

〇〇は体にい良い。

という栄養素を取り入れる健康法はすんなりと受け入れやすいですが、断食やファスティング、少食など食べ物を取り入れないという健康法にはまだまだ抵抗感を持つ人が多いように思います。

 

本能的に人間は飢餓に関して強い恐怖感を覚えるのでこれは仕方のない事です。

先にも述べましたが、小さい頃からの教育や社会的にも多くの人たちがきちんと食べなければいけないという考えがあるので、

その思考を変える事は難しい事かもしれません。

 

ただ、食べ過ぎてしまう現代社会においては意識して食べない事を練習していく必要もあるのです。

人間には血糖値を上げるホルモンはたくさんありますが血糖値を下げるホルモンはインスリン1種類しかないのです。

 

これは飢餓の時代に生き残るための人間の進化です。

食べ物がなくてもホルモンを上げてなんとか生きる事が出来た。

時代が変わり、食べ物が豊富な現代では、その進化が仇となり、糖尿病や肥満が増えているのです。

 

 

日本で不食といえばお医者さんで、弁護士の秋山さん。

弁護士さんなのに戦わない。対立は低いエネルギーを調和は高いエネルギーをそれぞれ生み出すとおっしゃっています。

いきなり不食にするのではなく、ベジタリアン、フルタリアン、リキッタリアン(固形物を食べない)最終的にブレサリアン(呼吸や光からエネルギーをもらうそうです)へと移行していく。

行ったり来たりをしつつゆっくりの不食にしていくことが望ましいと著書で書かれています。

 

 

不食という生き方

不食ではありませんが、40歳頃から極少食を実践されたルネッサンス期のイタリアの貴族、ルイジコルナ。

当時としては異例の102歳まで生きました。

 

1日の食べ物の総量がパン、卵の黄身、お肉、スープで350g。

少食にする前は暴飲暴食で身体を壊していましたが、食事をこの量にしたところ、すぐに病気は治り、生涯執筆活動に励んだそうです。

 

無病法

まずはやってみることが大切。腹八分目→腹六分目。夜だけ野菜にしてみよう。

少食の良い面を知り、不食の存在を知れば、少しづつ意識が変化していきます。

栄養を取らなければという恐怖心から逃れることができます。

 

少食にしてもすぐにいつもの量に戻ったり、いつも以上の量を食べる日があったりするかもしれませんが、出来る時に、少しだけ意識し続けることで、身体は食べなくて大丈夫ということに慣れていきます。

 

私もファスティングや少食を意識して数年経ちます。

なかなか毎日少食は出来ていませんが、気長に続けてより健康を目指していこうと思っています。

 

 

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


旬(ときめき)亭へのアクセス


 

 

 044-955-3061

 tokimeki@terra.dti.ne.jp

 

 旬(ときめき)亭 亭主  たきがみ博士



 

神奈川県川崎市麻生区

百合丘1-5-19 

   YDM百合ヶ丘ビル 5階

 



☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


天城流湯治法の天健躰操 【始動法】

寝る前、起きた時 3ポーズで5分間

肩こり、腰痛・しびれから解放