喉が渇いてからではすでに遅い。
あらゆる病名は体内の「水」と「塩」の不足を示す警告だった!
軽視されがちな水と塩こそ、生命の源を支える究極のエネルギーである。
トルコの遊牧民たちの常識では、岩塩を摂取しない羊は売り物にならないとのこと。
腸が弱くてソーセージづくりに向かない、骨や皮膚が脆くて解体しにくいのだとか。
それを人体に置き換えれば、腸疾患や骨粗鬆症ではないのか。
江戸時代の刑罰で塩抜きの刑というのがあったそうです。
その刑を受けた囚人はあっという間に身体中の力が抜けて、グニャグニャのくらげの様な体になって死んでいったと言います。
今の時代、確かに加工食品が多く、その結果、塩分の摂り過ぎ、しかもコストの安い精製塩、ばかりという事になるので、確かに塩分を控える生活はある程度正しいのかもしれません。
しかし問題は、塩分を控えようとする人ほど健康への意識が高く、真面目に取り組み過ぎて必要な分まで塩分を控えすぎると、今度は逆に上に書いた塩抜きの刑の様に死なないまでも力が入らず無気力な生活になってしまう。ということではないでしょうか
また、加工食品は塩分が多いだけでなく、ミネラルやビタミンも加工の過程で消失してしまっています。
塩分だけを減らして、ビタミンは野菜や果物から取れても、ミネラルはなかなか補給できないことになります。