国や自治体による食事指導介入では、それに従う人ほど多くが不健康になるでしょう(内容による)。
食事介入で失敗した自治体は多く記録として残っています。
有名なのは久山町研究です。
食事介入した群ほど、疾患が増え、寿命短縮になっています。
厚労省は、カロリー計算による食事量、低タンパク質・低脂肪・高糖質、精製穀物、リノール酸推奨、低飽和脂肪酸、減塩、低ビタミン、低ミネラル、低コレステロール食品、(甘すぎる品種改良の)果実などを標準としていますが、これでは栄養不足や代謝障害がおき、体内の細胞が正常に働きません。
カロリー量ではなく食事内容や栄養価です。
主食が白米では残念ながら健康になれません。
タンパク質の推奨量はちょっと少ないです。
またタンパク源である多くの家畜や魚が配合飼料に頼っています。
これでは良質なタンパクが得られません。
低脂肪というように、脂質を一緒くたにするのではなく、種類によってその働きや効能が全く異なります。
脂質の重要性を見直し、必要なものを推奨すべきです。
そして日本ではいまだコレステロール食品が悪玉のように言われ(米国でさえこれを撤回しているのに)、低コレステロール食品+リノール酸推奨になっています。
減塩ではミネラル不足になります。
減塩ではなく、減精製塩・増自然塩とすべきです。
またビタミン・ミネラルの重要性を再確認するべきです。
不足しすぎています。
同時に不足の理由をきちんと確認するべきです。
果物は確かに抗酸化作用などには期待できますが、昨今の品種改良種では糖分が多すぎて体はそちらの処理に負担がいきます。
国が推奨しているもので、まともなものといえば発酵食品ぐらいでしょう。
しかし、現在市販されている多くの発酵食品は残念ながら伝統的製法とはかけ離れた大量生産のものばかりとなっています。
今一度伝統的製法の良さを見直して推奨していただきたいです。
最後に、断食(ファスティング)なども推奨もするべきです。
いまだこれらは民間療法として相手にしていませんが、これによって多くの人が救われます。
特に現代食を続ける限り必須なものといえます。
多くの病の原因は、「心」と「食事」によるものが多いとみています。
時代に乗り遅れる厚労省と医学界。国やテレビの言うことを信じるのではなく、まずは私たち国民が変わっていくしかなさそうです。