医者                               内海 聡


病気という存在には様々な原因があり、それを解決するのは一筋縄ではいかないことが多い。

食事療法で改善するものなど、素人がやって解決するのと大差はない。

 

実際に現場に立ち診療でも講演でも専門家の前でも、それに答えようとするならいろんな知識が要求され、かつ柔軟な考え方が求められている。

それはあたかも探偵が問題を読み解くかのようだ。

 

残った物証や周囲の状況、人の心理、時間の流れ、それらを組み合わせる論理などを用いて、病気を読み解いていく必要がある。

それはより複雑だったり長い経過をたどる病気であればあるほどそうだ。

医者は推理をしてその道筋をたどり、問題を解決するために何が必要かを探る。

しかしその問題を直接解決できるのはやはり探偵ではなく、同じく医者ではない。

 

医者が仮に推理を働かせたとしても、それを採用するかどうかは警察官によって異なるであろう。

それ以上に容疑者は逃げてしまうかもしれないし、被害者はその推理を受け入れないかもしれない。

被害者や警察が常に真実を求めているとは限らず、真実だと思っていることの中にすでに願望が入り込んだりしている。

証言が最初から嘘であることもあろう。

 

探偵という職業を真面目にやれば、世の中の醜さにほとほとあきれて諦めがつくと聞いたことがある。

これは医者が教科書に従わず、教科書が?であることを知った時に始まり、患者や患者家族や民衆にそのことを伝えようとしたときに終わる。

人の生死や人生に直結する医者の仕事は、推理というだけでなくこの点においても非常に探偵に似ていると言える。

 

人間の本性を知り人間の愚かさを知り人間の嘘を知り、虚無となり生きていけばいくほど、人間に期待することなど一つもなくなっていく。

そして探偵が世の中を変えたり犯罪をなくすことができないように、医者が患者を治したり医学界を変えることはできない。

名探偵と名医とは解決が優れている人たちではなく、見えて困る人たちなのだと改めて思う次第だ。

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


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