五十肩ー腕が痛くて上がらない・背中が洗えない!!
人生50年と言われた時代は遠のき、今や人生80年の時代となりました。
しかしながら、40,50歳の人は社会では第一線で活躍し、経験をつみ、頭脳も冴えわたっていたとしても、肉体の方は確実に老化が始まっています。
その最たるものが五十肩といえます。
五十肩は平均1年、長い人で3年以上続くことがあります。
あまりの痛さ不自由さに、1日も早く五十肩から解放されたいと訴える人が大勢おられます。
五十肩は疲労による筋肉の低下ですので,一般には長期施術が必要とされています。
要は、肩の関節を取り巻く袋状の腱や関節の変性、断絶、癒着などとともに、腱等の炎症、石炭化によって、腕を上げ下げする時に肩の関節に痛みを訴える疾患です。
症状としては、いつともなく、肩にいただるい感じがあらわれ、しだいに強くなるとだんだん動かなくなる状態になり、物を取ろうとしてうっかり腕を伸ばしたり、着物の袖を通す、髪の手入れをする際に痛みを訴える人もいます。
確認のため、次の4つの動作をしてみましょう。
1.ベッドなどに腰掛けて徐々に上に上げてみて、上がらないか、上がっても痛みが伴う場合は五十肩です。
2.手をうしろへ上げ見て、痛みがある場合、または上に上がらない場合は五十肩。
3.1.2.の症状がない場合は手を横に突き出し上げて、痛み・上がらない場合は肩鎖関節のズレの疑いがあります。
4.1.2.3.の症状がなく手をひじのところで曲げ、勝どきスタイルで前方へ突き出したり、曲げたりしていたみのあるときは肩関節のズレの疑いがあります。