マグネシウムは酵素補因子                    吉冨 信長


マグネシウム(Mg2+)は生体内の325種類以上の酵素反応において補因子として関与しているということが通説ですが、最近では、どんなに少なく見積もっても、600種類以上の酵素反応(エネルギー代謝やタンパク質合成など)がマグネシウムに依存していると報告されています(Jeroen H F de Baaij,2015)。

 

間接的な関与も含めれば、マグネシウムは生体の主な代謝や生化学的な反応のほとんどすべてに関与しています。

よって、マグネシウムが不足していれば、必ず何らかの異変を感じることができるはずです。

ちなみに、鉄は体内に3~5グラムあることに対し、マグネシウムは約25グラムは必要です。

 

厳密に言えばマグネシウムの充足の指標は、血液検査(血清における濃度)では判断できません、あくまでカルシウムとのバランスの目安にはなるでしょう。

なぜなら、マグネシウムが最も高濃度に含まれる臓器(歯や骨をのぞいて)は、 脳、心臓、骨格筋だからです。

(※毛髪ミネラル検査でマグネシウムバランスの指標を確かめることはできます)

 

脳、心臓、骨格筋は他臓器と比べ、エネルギー量の需要や代謝サイクルが特に大きいため、必然的にマグネシウム(Mg2+)を必要とするからです。

実際に、多くの疫学調査において、マグネシウム不足や、カルマグ比(Ca/Mg)の向上は、下記のようなリスクが報告されています。

 

脳 → 脳梗塞、脳卒中、偏頭痛、不安神経症、うつ病、脳の興奮、不眠(メラトニン不足)など。

心臓 → 狭心症、高血圧、不整脈、心筋梗塞、ほか心疾患のリスク

骨格筋 → けいれん、こむら返りなど。

 

※老化が進行している体の組織には、マグネシウムの3倍量のカルシウムが見られる。

 

また、マグネシウムは他の栄養素とのバランスを保ちます。

たとえば、マグネシウムが欠乏していると鉄過剰症や他ミネラルの過剰を起こしてしまうという報告があります。

マグネシウムはミネラルをまとめるマネージャー役といってもいいのです。

 

ビタミンB1を活性化する酵素(とビタミンB1が関与する酵素群)はほぼすべてマグネシウムが関与していると言っても過言ではありません。

 

マグネシウムはビタミンD(普段は非活性)を体内で活性型に変換するのに必要なため、ビタミンDを非活性から活性型に大量に変換するとき、各組織でマグネシウムは「使い果たされる」ことが多いのです。

そのため、ビタミンDの副作用(不眠症、筋肉痙攣、動悸、便秘、偏頭痛等)を並べてみると、まさに、マグネシウム欠乏による症状と全く同じです。

ビタミンDを正常に働かせるにはマグネシウムありきなのです。

(※仮に日光浴や食事摂取によってビタミンDを保持できるようになっても、体内にマグネシウムが不足していれば、ビタミンDの血中濃度は上がらないことが多いというアメリカの報告があります。)

 

栄養素というのは単独で働くものではないということを再認識し、あくまでバランスが大切です。

ここでいうバランスは、厚労省が推奨しているような「食材を均等に摂る」というようなイメージではなく、生体の働きが活性化する「黄金比」や摂取量があることを言っています。

もちろん生体にはこの黄金比を維持する恒常性がありますがそれには限界があり、普段の食事でできるだけ黄金比を保つする必要があるのです。

 

マグネシウムを多く含む食材は、海藻類をはじめ、ごま、豆味噌、マメ類、ナッツ類、緑葉野菜、小魚などです。

 

ぜひ日々の食卓でマグネシウムを意識して摂取しましょう。

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


旬(ときめき)亭へのアクセス


 

 

 044-955-3061

 tokimeki@terra.dti.ne.jp

 

 旬(ときめき)亭 亭主  たきがみ博士



 

神奈川県川崎市麻生区

百合丘1-5-19 

   YDM百合ヶ丘ビル 5階

 



☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


天城流湯治法の天健躰操 【始動法】

寝る前、起きた時 3ポーズで5分間

肩こり、腰痛・しびれから解放