ホリスティック栄養学                      井村 政子


今日は何を着よう、どこへ行こう、ことに食べる事についての選択があります。

そしてその選択の積み重ねが、健康状態へ直結します。

 

何を食べるのか、どれくらい食べるのか、どこで食べるのか、誰と食べるのか...

食べる事が楽しいと思うかもしれませんし、食べる事が煩わしいと思う方もいるでしょう。

食べる事に関して一回の選択ミスであれば、すぐに健康に影響は現れないですが、その積み重ねが私達の身体を作っています。

 

 

だから、身体に良いものを食べたい!!いつまでも健康でいたいから、病気になりたくないから大なり小なり人は食事を気をつけますよね。

 

 

健康に気をつければ気をつけるほど、情報を調べれば調べるほど何が正解かわからなくなる。健康ジプシーが急増中

 

私は両親の病気を機に健康に興味を持ちました。

初めはマクロビオティック、その次はローフード。

たくさんの本を読み、お肉は身体に悪いと思っていたのに、パレオダイエット(原始人ダイエット)を知った時には、衝撃を受けました。

 

パレオダイエットとは旧石器時代の食事に立ち返ることを念頭に置き、農耕や牧畜に頼らず、日常的に簡単に入手できる魚介類、鳥類、小動物、昆虫、卵、野菜、キノコなどの菌類、根菜、ナッツ類などを中心とする。

旧石器時代には、自然界から容易に入手できなかった穀物、豆類、乳製品、芋類、食塩、砂糖、加工油は原則的には避ける。

 

どんな食事療法もそれぞれ賛否両論がある。

 

ベジタリアンで健康を保つ人もいれば、ベジタリアンで健康を害する人もいますし、お肉を食べて健康な人もいるし、お肉を食べて健康を害する人もいる。

 

近年ではお年寄りは筋肉量が減るので、タンパク質摂取のためにお肉を食べましょう。

お肉を食べるお年寄りは健康で長生きするとも言われていますよね。

 

ただし、見方を変えればお肉を食べられるほど胃腸が元気だから長生きできるとも考えられます。

中には、お肉を食べても健康になれない体質の人もいます。

 

同じ人間なのに、どうして食べ物が合ったり合わなかったりするのでしょう。

 

例えば「お肉は体にいい。」という情報と「ガンになるから食べないほうがいい。」という二つの情報

たんぱく質の摂取が10%を超えると発ガンリスクが高まる。

という文献を読んだ後に、

 

身体を作る元はたんぱく質、今言われているたんぱく質の摂取量では少ない。

炭水化物を減らして脂質とたんぱく質をもっと食べましょうという情報を知る。

 

全く真逆の理論に驚いてしまいますよね。

 

ベジタリアンについても栄養素が足りなくなる場合が多く、また鬱症状にもなりやすいという説もあります。

でも、近年ではベジタリアンアスリートがスポーツ界を賑わせています。

 

もっとも過酷と言われるウルトラマラソン。

3489kmのアパラチアン・トレイルを46日8時間7分で完走し世界記録を樹立したスコット・ジュレク氏はヴィーガンです。

たんぱく質をたくさん取らないといけないと思われがちなボディビルダーの中にもベジタリアンがいて今注目を集めています。

 

こうなってくると、どちらの情報を信じたらいいのかわかりませんよね。

2つの情報を知った時、自分の都合の良い方を信じるかもしれません。

 

お肉やお魚が好きだったら、「やっぱりタンパク質は取った方がいいよね!」と自分を納得させるかもしれませんし、

ベジタリアンになんとなく、オシャレなイメージを持っていれば、本当はお肉が好きだけどベジタリアンが良さそうと頭で判断するかもしれません。

 

どうしてこれだけ多くの食事療法があるのか。

その答えはただ一つ。顔や性格、食べ物の好みが違うように身体に合う合わないかは人それぞれ。

よく言われる「身体の声を聞いて食べなさい。」でも、もう私たちは身体の声を聞いて食べることができなくなっている。

 

体の声を聞いて食べなさいという言葉もよく聞くようになりました。

 

でも、本当に体の声を聞ける人なんてどれだけいるのでしょうか、今自分が食べたいものが必要なものとは限りません。

今甘いものが食べたいからといってスイーツばかり食べていても健康にはなれないように。

 

人間は今の自分に必要な栄養を感覚的に欲するという能力を持っています。

特に子供は、大きくなるために必要な炭水化物を好みます。

 

苦味は自然界では毒なので子供は本能的に苦味のある野菜を嫌います。

食べる量にしても、子供の身長や体重がググっと大きくなる時には食べる量が増えます。

 

親は満遍なく食べさせたいと思いがちですが、心身ともに健全に育っていれば、子供が食べたいようにある程度は食べさせてあげたら良いと思います。

 

これを「野菜は身体にいいからたくさん食べなさい。」

「ご飯を食べたないと大きくならないよ」ということを、いい続けると子供は頭で食べるようになります。

 

「これを食べたらお母さんが喜んでくれる」

「大きくなるためには食べないとダメなんだ」そのようにして感覚がどんどん鈍くなり大人になります。

 

その証拠に、大人は頭で食べる場合が多いですよね。

 

「痩せるためには炭水化物を何gにして」

「夜ごはんにはタンパク質がいいらしい」

「人参は加熱した方が栄養素が吸収しやすい」

 

 

そして、都合のいい時だけ

 

「今は疲れていて甘いものを欲しているから、甘いものを食べよう」

「今日は身体が焼肉を欲している」

「添加物について気にしていたらストレスになるから気にしなくてもいい」

 

などと自分に言い聞かせ、

体に良くないものも、食べてしまうわけです。

また添加物や化学調味料、白砂糖などが私たちの本能を鈍くさせています。

 

一つの食事療法を実践するのではなく、身体の声を聞くのでもなく

今の体質、体型、体調を観察して食べ物を選択していく。

 

最近注目の分子栄養学。

簡単に言うと身体に必要な栄養素を細胞レベルまで取り入れる療法です。

 

従来の栄養学では、採血などで数値を見て足りなければ、足りない栄養素を食事やサプリメントで補うという方法でした。

分子栄養学は、血液中だけではなく、その栄養素がそれぞれの臓器にまで行きわたっているのか、を見ていきます。

 

例えば貧血の場合、採血をして血液中に鉄の量はそれほど少ないわけではないのに、貧血症状が出ている場合があります。

 

鉄は酸素を運ぶ赤血球の重要な成分で、脳内にあるセロトニンやドーパミンノルアドレナリンなどの神経伝達物質の合成にも不可欠で、

これらがスムーズに合成されないと気分や集中力記憶力などに影響が出るのです。

 

肝臓にも鉄が蓄えられています。

脳や肝臓にどのくらい鉄が不足しているかはわかりませんが、症状が出ている場合、従来栄養学で言われている鉄不足の数値よりも多く鉄をサプリや食事で補うケースもあります。

 

ホリスティック栄養学は分子栄養学が元ですが、人それぞれに消化吸収能力が違う。

という点に着目しています。

 

体質や思考によって身体の状態が違い、同じ量の栄養素を取り入れても、効果は変わってくるのです。

逆を言えば、自分の今の状態を知らなければ、不必要な栄養素を摂り体の負担になる場合もあるのです。

 

ホリスティック栄養学=分子栄養学+体質+思考

自分の体質を知るために。

食事を気にしていても、自分の好きなものを食べている場合が多いでしょう。

その好きな物は子供の時によく食べているものだったり、大人になってから初めて食べてそれ以来大好きになったものかもしれません。

 

私の子供の頃はお肉や揚げ物、こってりしたものが食卓に並ぶことが多かったので、今でも基本的にはこってりした料理が好きですし、

大学時代にはストレスの多い生活から、それまで好きではなかった甘い物依存になったりしました。

 

食事に気をつけない生活ではやはりアレルギーやニキビ、便秘、ホルモンバランスの異常など多くのトラブルがありましたが、

食事を機にするようになってからは、大きく体質は改善されましたが、意識していても、好きな物に偏りは出ていると思います。

 

アーユルベーダや中医学の陰陽五行での体質診断は有名です。

 

その人の今の体調から、アーユルベーダではピッタ、ヴャータ、カパの3つに体質を分類したり、中医学では8つの体質に分け、そこから食べるべき食べ物、控える食べ物を知っていきます。

 

あなたはどれ、ディッキー・フュラー博士が考案した個人的に好む食材タイプでボディタイプを4種類にタイプに分ける。

今回はアーユルベーダや中医学の体質診断を基に、トランスフォーメーションクリニック院長のディッキー・フュラー博士が考案した個人的に好む食材(味)でボディタイプを4種類に分けるというものをご紹介します。

 

ボディータイプ1

「パラ・タイプ」ご飯、パン、クッキー、チョコレート、麺類などの炭水化物が好き。

体型的には体重の増加が身体全体に同じように現れ、腰回りがかなりふくよか。

 

ボディータイプ2

「エストロタイプ」フライやエスニック料理、こってりした物が好きで、こしょうや唐辛子などスパイスが好き。

体型的には贅肉のほとんどが腰や太ももにつき、肩幅よりも腰の方が広い。

 

ボディータイプ3

「スプラ・タイプ」牛肉、鶏肉、豚肉、魚、ベーコン、ハム、卵が好き。

体型的には上半身は太りやすい。お尻に丸みがない。

 

ボディータイプ4

「ニューロタイプ」何を食べても体調が良くならない人。

乳製品やクリーミーなものが好き。

体型的には若い頃から体型を維持している。細身で子供っぽい体型だったり、赤ちゃんのようにふんわりしている場合もある。

 

この4つのボディタイプにはそれぞれ優勢的な内分泌腺があります。

 

ボディータイプ1・・・副甲状腺と甲状腺

ボディータイプ2・・・生殖腺

ボディータイプ3・・・副腎

ボディータイプ4・・・内分泌系の主要な線と下垂体

 

それぞれのボディが好む食材には特定の線を刺激する傾向があり、その刺激により多くのホルモンを分泌され、最終的にはその線の働きが弱くなっていく可能性があります。

 

特定の物を食べ続けると、それを消化する消化酵素が少なくなり消化できなくなるという説もあります。

消化できない食べ物は毒素になり、炎症して病気になるという形で病気が進行していきます。

 

もし、今病気ではなくても、身体の脂肪のつき方で、将来不調が出てくる場所がわかってくるのです。

(参考文献 「いま、栄養学が変わる」 竹内進一郎)

 

 

栄養の吸収には体の巡りや心の状態も大きく関係してくる

同じ栄養素を摂っても、体の健康状態、心の状態、食べ方で栄養素の吸収率は格段に違う。

 

栄養の吸収は腸で行われる。腸の状態が良くなければ栄養素は吸収されません。

腸内環境を整えることが一番大切です。

 

心臓の動きが良くなければ、全身にくまなく栄養を運べません。

栄養は血液に乗って全身を巡ります。血液を送り出すのは心臓。

心臓と舌は陰陽五行説ではつながっています。

 

心臓の働きを良くするためには、舌が喜ぶ物(自分が美味しいと思うもの)を食べることも大切。

そして感動することで心臓の動きが良くなります。

 

呼吸をすることで血液や気が全身を素早く巡ります。

心臓の動きにも関係してきますが、呼吸をしっかりすることで血液が全身に栄養を届けやすくなります。

気の巡りも良くなり、より栄養が吸収しやすい状態になります。

 

楽しい気持ちで食べると栄養の吸収率も上がる。

大切な人と、リラックスした状態で食べた時と緊張した状態楽しくない気持ちで食事をした場合、どちらが消化がいいか想像がつくと思います。

消化には自律神経が関係していきます。食べ物を食べると副交感神経が働き消化を促します。

この時に、交感神経が働くと消化が進まず消化不慮になり栄養素の吸収が悪くなります。

 

座って食べる、よく噛んで食べる、満腹にしない

立って食べると自律神経が活発になってしまいます。

 

立って食べた方がダイエットに良いという話もありますが消化の面から見ると、座って食べた方が良いそうです。

噛むことで胃での消化が楽になります。

 

いっぺんにたくさんの食べ物を消化することは体の負担になります。

 

栄養素を無駄遣いする行動に気をつける

せっかく栄養素を摂っていても、白砂糖や添加物を摂取していると、これらを消化する時にビタミンやミネラルが大量に使われてしまいます。

 

食事やサプリで気をつけていても、排出する栄養素が多くなってしまいます。

大量の汗やストレスも栄養素が流れ出る原因になるので注意しましょう

 

ヨガや気功をしていると栄養素の吸収率が高くなる

 

以前にバイオフォトニック スキャナーという機会で体の栄養素が全身くまなく巡っているかという検査をしました。

抗酸化物質であるカロテノイドの量を調べる機械で、栄養状態がいいかどうかを完全にチェックするものではありませんが、

 

自分の体の状態の変化を見るには参考になると思います。

 

左の赤い方が栄養状態が悪い。

右のシルバーが栄養状態が良い。

初めて測定した時には緑でしたが3ヶ月後にはシルバーになりました。

 

通常3ヶ月ほどで1つか2つメモリが上がるくらいで、大きな栄養改善は半年以上かかると言われています。

特に元々すごい栄養状態が悪いわけではなかったのでそこからの大きな改善ですので測定を担当してくれた方も改善の早さに驚いていました。

 

同じように栄養指導されている人たちの中で、私の栄養状態改善が早かったのは、食事やサプリ以外のヨガや気功で気の巡りをよくしたり、規則正しい生活を送り自律神経の乱れが少ないからではないかと思いました。

 

最低限の栄養の知識と自分の今の健康状態を知っていれば、たくさんの情報に迷わされることがなくなる

日々栄養学は進化しています。現代の情報社会では新しい栄養素も、新しい食事療法も知ることができます。

 

しかし、最低限度の栄養学、自分の身体を観察する客観的な視野があり、

そして自分が理想とする健康体のイメージがあれば、食事に関して不必要な我慢はしなくてもいいのです。

 

食べ物だけではなく、思考や食べ方が栄養と大きく関わっていることを知ることで、

健康において食事に過度の期待をし、辛くなることが減るのではないでしょうか

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
  たきがみ博士


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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

☆他人との対立は、

  自分の心の中の対立に過ぎない 

☆幸せだから感謝するのではなく、

  感謝するから幸せを感じる 

☆孤独を知らなければ、

  本当の繋がりが分からない 

☆内側から生まれてくる至福は、

  失うことがない


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