「現代の特性として、ストレスのほかに汚染物質がある。
有害な化学物質の処理をひきうけるのは主として肝臓だが、これの機能を保たせるためにはタンパク質が十分になければならない。
薬物代謝に必要なニコチン酸(ナイアシン、B3)は、タンパク質に含まれるトリプトファンから誘導される。
公害時代には高タンパク食を、といって過言でないはずだ。
公害といえば、有機水銀、六価クロム、鉛などが思いおこされるだろう。
これらの重金属は、システインという含硫アミノ酸につかまって、毛や爪にはいったり、尿に捨てられたりする。
含硫アミノ酸をふくむタンパク質は、重金属公害には重要な役割をもっている。」
「有害重金属と主な排泄栄養素 (有害重金属のデトックス)
水銀(Hg)ーーー Zn、Se、Ca、Fe、A、C、E
鉛(Pb)ーーー Zn、Ca、Fe、C、E
アルミニウム(Al)ーーー Zn、Mg、Fe、Ca、B6
カドミウム(Cd)ーーー Zn、Se、Fe、、C、E
銅(Cu)ーーー Zn
ヒ素(As)ーーーー Se
Mgの拮抗元素Caは過剰になりがちなのであえて追加摂取の必要はないと思われる
つまり、デトックスには
ミネラル処方(Fe、Zn、Mg)+ セレニウム(Se)+C」