タンパク質摂取量                         廣川 暁子


【タンパク質摂取量が少ないからたんぱく不足になるとは限らない】

 

ここ最近、自分の信じていたことを疑う訓練をしています。

栄養療法を勉強していて、タンパク質不足の症状にはタンパク質摂取量を増やすのが当然と思っていたのですが、これを今一度疑ってみようと思いました。

 

きっかけは、母乳にはタンパク質がそんなに多くないのに、赤ちゃんは生後2ヶ月で体重を倍以上に増やすことを不思議に思ったからです。

息子くん、日に日に重くなっていますが、哺乳量はまだそんなに多くありません。

「コレだけしか飲んでないのになんでこんなにデカくなるんだ!」と不思議でたまらない!!

 

腸内細菌に鍵があると考え「腸内細菌」「アミノ酸」「合成」で調べたらパプアニューギニア高地人に行き当たりました。

彼らはタロイモやヤムイモを1日1.5kg食べますが、タンパク質の摂取量は1日4.5gしかありません。

日本人は45g以上食べているのに比べるとかなり少ない。

 

普通に考えたらタンパク質の摂取不足だからさぞ貧弱かと思いきや、なんとも筋骨隆々!

日本人がプロテイン飲みまくり筋トレしまくりで、こんな感じではないでしょうか。

 

パプア高地人の糞便を調べると、 食べたイモ類に含まれていた約2倍の総窒素量が検出された。

つまり、増えた分以上は腸内で合成されたはずである。 

実際、1970年にバーガーセンとヒプスレイが、 空中窒素から蛋白質を合成する腸内細菌であるクレブシエラやエンテロバクターなどをパプア高地人の糞便から分離している。 

 

つまり、豆類の窒素固定菌のように、空中の窒素を固定する腸内細菌もいる。 

ただし、パプア高地人の糞便から分離されたこれらの腸内細菌の量は、 糞便の総窒素量を説明するには少なすぎた。 

これは、窒素固定を行なった腸内細菌は壊れて糞便には残っていないためと 思われる。

パプア高地人の糞便に含まれる腸内細菌は日本人の1/10程でしかない。 おそらく、その大部分は窒素固定に使われたのだろう。

 

また、日本人などの通常の人においては排泄してしまう窒素化合物をアミノ酸に変えるユウバクテリウム(バクテロイデス)が多く、低タンパク質で体内タンパクが欠乏しないようになっているとのこと。

 

彼らはお祭りの時、豚を食べるそうですが、このとき「豚腹」と言う腸炎を起こして死んでしまう人もいるそうです。

 

日本人においても、おもしろいことに「尿や便から排泄される窒素量は摂取した窒素量の2倍になっているという。

このことから、腸内細菌によるタンパク質合成が行われていると推定され、やはりクレブシエラとエンテロバクターが分離された」そうです。

 

日本人のタンパクその他の質的栄養不足の背景に、腸内細菌の多様性の欠如も関わっているような気がします。

 

タンパク質を1日80-100gぐらい食べているのにタンパク不足の症状を訴え、採血データ上もタンパク不足な人が多いのも気になります。

こういう方たちが腸内環境を整えるとガラッと体調が良くなり体重・体型の変化にも満足されるので、臨床経験上見逃せません。

 

人間の体は栄養素の入れ物ではなく、栄養素を作る腸内細菌の入れ物なのではないかと思ってしまうほどです。

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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