タマネギは、食用として重宝されているだけでなく、機能の面でも注目されています。
血栓症の予防・抗炎症・抗がん・抗糖尿・コレステロール代謝促進・テストステロンの増加作用等が確認されています。
タマネギには、タマネギ特有の辛みや香り成分のアリシンが含まれています。
アリシンは胃の消化液の分泌を活発にして食欲を増進させ、疲労回復効果があるビタミンB1の吸収を高める作用があります。
従って、ビタミンB1を多く含む豚肉や大豆と一緒に食べれば、更に疲労回復効果を期待できます。
なお、アリシンは水溶性のため水にさらすと溶け出し、加熱にも弱いため、調理の際は注意が必要です。
アリシンを無駄なく摂取するには、そのまま生で食べるのがよいのでしょうが、なかなか難しいということなら、水にさらす時間をなるべく短くすることになります。
タマネギには、以下の健康効果が期待されます。
①動脈硬化を予防する効果
動脈硬化は動脈の弾力性が失われて硬くなった状態です。
進行すると血管にコレステロールがたまり、血液の流れが滞ります。
血管の老化現象とも言われ、進行すると脳出血・脳梗塞・眼底出血等の一因になります。
コレステロールには、悪玉コレステロールと善玉コレステロールがあります。
悪玉コレステロールは肝臓からコレステロールを全身に運びます。
善玉コレステロールは余分なコレステロールを肝臓に運びます。
タマネギに含まれているアリシンは、血液をサラサラにするだけでなく、善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らします。
結果、コレステロールの増加を抑えて血液の凝固を遅らせるため、動脈硬化の予防効果を期待できます。
②血流を改善する効果
血液が汚れてドロドロになると全身の細胞の新陳代謝が悪くなります。
新陳代謝が悪くなれば、体は疲れやすくなり、免疫力が低下します。
免疫力が低下すれば、病気にかかりやすくなります。
アリシンには、血液の凝固を遅らせ、血流を改善し、血栓をできにくくする働きがあります。
③疲労の回復効果
アリシンは、ビタミンB1と結合するとアリチアミンに変わります。
アリチアミンに変わることによって、長く血液中に留まることが可能になります。
アリシンはビタミンB1の吸収を高めます。
ビタミンB1は食事から摂った糖質をエネルギーに変えるので、疲労回復効果を期待できます。
ビタミンB1の疲労回復効果はアリシンとの相乗効果によって、更に高まります。
以上より、
・動脈硬化を予防したい人。
・血流を改善したい人。
・疲労を回復したい人。
こんな人たちには、タマネギがおすすめです。
血栓症、動脈硬化、高血圧、糖尿病、疲労回復、美肌に効く!
玉ねぎは数ある野菜の中でも美容と健康が大変優れています。玉ねぎの独特の辛みと、切ったときに涙が出るくらい目を刺激する成分は、玉ねぎだけでなく、ねぎ類に共通して含まれる「硫化アリル」です。
硫化アリルは、血液をサラサラにする効果が高いため、合併症リスクが非常に高い「血栓症」や「動脈硬化」などの生活習慣病の予防に最適です。
食の欧米化が進んだことによって、こうした生活習慣病に苦しむ人が増えているので、中高年と称される年代になったら、習慣的に玉ねぎを食べて生活習慣病予防に備えると良いでしょう。
■ 玉ねぎの血液サラサラ効果を高める食べ方とは
玉ねぎの血液サラサラ効果を高めるためにも生で食べるのが一番です。ただし、スライスした玉ねぎを水にさらしてしまうと硫化アリルが流出するので、そのまま食べるのが一番です。
また、生で食べる場合も、加熱して食べる場合も、たまねぎを切った後空気中に15分以上放置することによって、栄養成分が安定するので、血液サラサラ効果を最大限に高めることができます。
もし、加熱するのであれば、しばらく空気にさらしてから調理すると良いようです。
■ どれくらい食べればいいの
血液サラサラ効果を最大限引き出すために、まるでリンゴを食べるかのように玉ねぎを丸ごと1個かじって食べる人が私の知人にいます。確かに丸ごとかじった方が血液サラサラ効果を最大限引き出すことが出来ると思いますが、味が受け付けません。
無理して食べるとストレスになるので、効果は低下します。また、血液サラサラ効果は7時間程度しかもちませんので、無理せずに1日に50g(中サイズの玉ねぎ1/4個程度)を毎日食べると十分な血液サラサラ効果が得られるとされています。
■ 玉ねぎの皮にも優れた栄養素がいっぱい!!
玉ねぎの皮には、身に劣らず美容と健康に優れた効果をもたらす栄養素が豊富に含まれています。特に玉ねぎの皮には「ケルセチン」というポリフェノールの一種が非常に沢山含まれているので、血圧を下げて、善玉コレステロールを増やしてくれます。
また、ケルシチンには、脂肪の吸収を圧えて、体内の脂肪を排出するなど、ダイエット効果も高いですし、抗酸化作用や、デトックス効果、花粉症やぜん息、湿疹、じんましん等のアレルギー疾患を改善する効果も期待できます。
■ 玉ねぎの皮で煎じたお茶が効果あり!
玉ねぎの皮は、食べるのではなく、お茶にして飲むのが一番です。まず最初に玉ねぎの皮を集めて風通しのよいところに干します。自宅にオーブンがあるのであれば、オープンを使ったほうが乾燥するまでの時間を短縮できます。
玉ねぎの皮を乾燥させたら、袋にいれてよくもみほぐしてください。皮が粉状になったら、ひとつまみに対して、水をコップ3杯の割合で入れて、弱火で5分以上煮詰めます。
水の量が半分になったら出来上がりです。どんなに体にいいといっても、飽きてしまって途中で食べるのをやめてしまっては意味がありません。「食べなくては!」と気負うのではなく、毎日の食事に少しずつとりいれましょう。
個人的におすすめしたいのが、酢と玉ねぎの優れた健康効果を両方得ることができる「酢玉ねぎ」です。作り方は非常に簡単です。スライスした玉ねぎを、酢に漬けておくだけなので、手軽に作れるのも「酢玉ねぎ」魅力です。
タマネギほど、世界中の人に使われ、しかも一年中食べられている食品も少ない。
それもそのはずで、たまねぎを用いると、特有のうまみが加わるために、たいていの料理は味がよくなってしまう。
味もさることながら、タマネギにはすぐれた薬効もある。
まず、たまねぎを生で食べているとてき面に精力がついてくる。それはタマネギに含まれる硫化アリルという刺激成分によるもの。この硫化アリルが、ビタミンB1の吸収をよくし、新陳代謝を高めるのである。
われわれの体の組織は、新陳代謝することによって、若返りがはかられている。
その代謝活動がスムーズに行われていればスタミナもつき、疲労も早く回復するもので、そこではB1の需要が極めて
大きいのである。
ところが、現代日本人は精白食品をたくさん摂っているために、深刻なB1欠乏に陥っている。
B1は自然の穀物や野菜の胚芽・表皮・アクなどのなかに含まれているからだ。
疲れやすくスタミナ切れをおこしやすいのも道理であろう。
硫化アリルは、アルコールの害を少なくする薬効もある。
硫化アリルがあると、アルコールは早く快適に回り、早くすっきりと覚めるのだ。
これには、保温作用も大いに関係している。
タマネギは、血液の流れを良くして体を温める働きを持っているのである。
そのほか、タマネギは肉毒を解消し、神経のイライラを鎮めるから、現代人の疲労回復食としてもってこいの食品だ。
今多くの人が悩まされているのは、肉体疲労より、むしろ精神疲労である。また、心身いずれの疲労であれ根の深い
疲労は、「アンモニア疲労」と呼ばれる動物蛋白食の多食を源に持っているのだ。
それは穀菜食民族である日本人が肉、卵、牛乳などを過食していると、生理機能が根底からぐらつく、ということを示している。
たまねぎには肉毒解消効果があるけれど、肉食をせずにたまねぎを活用すれば、より大きな薬効が得られるのである。
なお、神経を鎮静させる作用は、不眠症にも有効。
たまねぎを細かくきざんで皿に入れ、枕元におくと、刺激成分が自然に吸入されて心が安定化して、気持ちよく眠れるようになる。
また、たまねぎ特有の香気を発する成分も刺激成分と同様の硫化物で、駆虫効果をもっている。
もっとも人間の体質も変わり、最近では寄生虫症にかかる人はほとんどなくなってしまったが同様のからくりで香気成分はバクテリアやビールスに対しても有効と考えられる。
おなかをこわしやすい人、カゼを引きやすい人は、常食をこころがけるとよい。
たまねぎの表皮は独特な黄金色をしている。
この色素クエルセチンは血管を強化する作用をもっている。
だから表皮の煎汁は高血圧、動脈硬化に有効だ。
■オニオン・スープ
材料(4人分)
・玉ねぎ・・・200g
・だし汁・・・4カップ
・ごま油・・・大さじ2
・自然塩・・・小さじ1/2
・こしょう・・・少々
・青のり・・・少々
<作り方>
①油で細切りした玉ねぎを中火でゆっくり炒めます。
②焦がさないようにキツネ色になるまで炒め、だし汁を入れて煮込み、塩、こしょうで味を整えます。
③好みで青のりを散らします。
■玉ねぎのみそいんろう
材料
・玉ねぎ・・・1個
・みそ・・・80g
・ごま油・・・大さじ3
・れんこん・・・中1節
・強力粉・・・少々
・揚げ油
<作り方>
①油を熱し、みじん切りにした玉ねぎをていねいに炒めます。
②みそを水大さじ5杯で溶いて①に流しいれ、弱火で30分くらい煮ます。
さましてから、塩湯で5分ゆでたれんこんにつめます。
③切り口に強力粉をまぶし、衣をつけ、中温の油で揚げ、5mmぐらいの輪切りにします。
粉末にした玉ねぎの皮なら、お茶として飲用できる他、お味噌汁に入れたり、お料理に使ったりと、様々な方法で摂取することができます。
玉ねぎの皮にはケルセチンと呼ばれる成分が含まれている!
話題の「ケルセチン」は、このうちのフラボノイドのひとつで、ビタミンPというビタミンと似た働きをするグループに属しています。
あまりなじみのないビタミンPですが、主にビタミンCの働きを助ける栄養。
また、血管をしなやかにしたり、活性酸素によるダメージを防ぐ働きにより注目されています。
1. 動脈硬化の予防
ケルセチンが大動脈壁へのコレステロールの蓄積を抑制するとともに酸化ストレスを軽減することが認められています。
玉ねぎに含まれている 硫化アリルは動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し、血栓ができにくくする作用があります。最近よく言われる「血液がさらさらに」というのはこの効果です。この作用で、高血圧、糖尿病、動脈硬化、脳血栓、脳梗塞などの予防に効果があります。
2. 高血圧の抑制
ケルセチンを摂取させると血圧が低下する。
3. アレルギーの緩和
ケルセチンは、腸内環境の改善や皮膚バリアの強化作用があり、非常に高いヒスタミン抑制作用があることから、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー体質の改善に効果があるとされています。
4. コレステロール上昇の抑制
ケルセチンの摂取量が多くなるほど、血中総コレステロール、LDLコレステロールが低くなることが示されています。
5. 便秘解消
玉ねぎを食べることによって便のかさをふやしたり、腸の活動を活発にしたり、善玉菌をふやしたりといった数々の働きが期待できます。
6. 抗がん作用
ポリフェノールにはすぐれた抗酸化作用が認められていますが、なかでも玉ネギに含まれるケルセチンの抗酸化力は高く評価されています。つまり、それだけ発がんを抑制する効果が高いということです。
7. 認知症の予防と改善
活性酸素は、年をとって、老化と進むにしたがって、発生しやすくなります。玉ねぎは、この老化やガンの原因となる活性酸素を取り除いてくれます。
8. 糖尿病の改善
ミネラルを豊富に含む「タマネギ」は、 多くの研究者から血糖降下作用がある野菜であることが指摘されています。
9. 白内障の改善
タマネギを食べることによって、白内障の症状が改善・解消した人がいる。
『玉ねぎの皮』が身体に良いとされる理由のひとつに、ケルセチン(ポリフェノールの一種)が、白身部に比べ約100倍以上も多く含まれている。
別名ビタミンPと言われるポリフェノール化合物の一種です。
玉ねぎや緑茶、赤ワイン等に多く含まれており、特に玉ねぎは中身の白身部よりも外皮に多く含まれています。
そして当店の玉ねぎの皮は粉末状ですので、煎じただけでは摂取しにくいケルセチンを効率よく吸収できます。
ケルセチンの効能
1、抗酸化、血糖降下、抗癌、血圧降下作用や毛細血管を丈夫にする働きがあります。
2、活性酸素を防ぐ力(抗酸化作用)を持っています。
※活性酸素・・・細胞や遺伝子を傷つけます。また、発ガンや老化、痴ほう、動脈硬化などの病気の原因と考えられています。
それらを防ぐ力、つまり抗酸化作用が強く、代表的な抗酸化物質であるビタミンCの5倍以上という報告もあるほどです。
3、ポリフェノールの中でも特に脂肪吸収抑制効果が強く、体内の脂肪を排出するサポーター的働きをします。
※肝臓での脂肪代謝を高め、脂肪燃焼をアップする黄色の色素成分です。
消化管で脂肪と結合し脂肪の吸収を抑制します。ダイエットなどにもおすすめです。
4、抗酸化剤としての効果とアレルギーへのしきい値を引き上げる効果が強いです。
※体質改善を行うためには、花粉症以外の時期にも飲んでおく必要がありますが、近年では、ぜん息や花粉症などを抑える食品としても
人気があります。
5、解毒代謝が促進され体内の有害物質を排泄します。
※血圧上昇を抑える働きや、前立腺がん改善予防。
6、脳細胞伝達物質を強化してくれますのでボケの防止にはとても効果的。
※記憶障害改善効果が報告されています。
ケルセチンは野菜全体の中でも、玉ねぎの外皮に含まれる量は一番です!
そして煎じただけでは摂取できない、豊富な食物繊維やミネラル類までも摂取することができます!
ヨーロッパでは抗ヒスタミン剤として医薬品に認定されています。
食物繊維やミネラル類も摂取できますし、脂肪吸収を抑制する効能があります。脂肪と結合することで体内に脂肪が吸収されにくくする効能があり肝臓の中で脂肪代謝率を高め、脂肪の燃焼を促進する効能もあると言われています。
1日1~3g程度を目安にお召し上がりください。(目安:通常1g、健康を真剣に考えてる方1日3g)
・そのままお湯で溶かしてオニオンスープ風に
・小さめのスプーン1杯程度の玉ねぎの皮をカップに入れ、約200cc程度のお湯を注いでお召し上がりください。
※溶けきらない粉がカップの底に沈殿しますが、飲み干していただいても問題ありません。
お味噌汁やホットミルクにスプーン1杯
盛りつけたお味噌汁に小さめのスプーン1杯程度の玉ねぎの皮を器に入れ、軽くまぜてお召し上がりください。
※お味噌汁の具を煮る際に入れてもお使いいただけます。
お肉を焼く際にまぶすと柔らかくなります。
トマトジュースなどの野菜ジュースに
カレーやシチューなど煮込み料理の中に
人気No1は、毎日のお味噌汁!
ヨーグルトと相性抜群!
カレーの下味としてまろやかに
お勧めは、わかめスープです!
毎日青汁に3g入れて
酢タマネギの健康効果が凄すぎる! 免疫力UP、精力UP、疲労回復、血液サラサラ、ダイエット、アレルギーに効く!
■ 酢タマネギの効果・効能がとにかく凄い!!
突然ですが、あなたは、あの「たまねぎ」に物凄いパワーがあるのを知っていますか。
たまねぎは、過去にもお伝えした「酢たまねぎ」にすることで、たまねぎが持つ美容と健康化がさらにパワーアップします。
夏の疲れがどっとでやすい今の時期は免疫力が一番落ちやすいので、様々な病気を引き起こしやすいです。
しかもこれから冬を迎えるにあたって、さらに寒さが厳しくなるので、より免疫力の低下が懸念されます。
酢タマネギを習慣的に食べることで冬にかけて発症しやすい風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどをしっかり予防しましょう。
■ 酢たまねぎの作り方
酢たまねぎの作り方は非常に簡単です。
酢タマネギは、そのまま食べてもいいですが、作り置きをしておくことで時短レシピなどにも役立ちますので、非常に便利な食材です。
(1)タマネギ4~5個を4分の1にカット。(このままでもいいのですが、食べやすいようにスライスすることをおすすめします。)
(2)スライスする。
(3)広口びんにスライスしたたまねぎを入れて、酢を注いで漬け込みます。
(4)2~3日したら完成です。
※タマネギ5分の1~4分の1個分くらいを食事のさいに食べましょう。
玉ねぎは色々な料理に使われているので、独特の辛味があっても嫌いな人は少ないですよね。
酢タマネギはパスタにも合いますので、たまねぎが安いときに沢山買い込んで「酢たまねぎ」を作り置きして常備されることをおすすめします。
■ たまねぎは最強の精力剤だった!
たまねぎは昔から精がつく食材として、色々な料理に用いられていました。その答えは「硫化アリル(アリシン)」にあります。
硫化アリルはニンニクやタマネギなどの「ユリ科」の植物に含まれる成分です。よくタマネギを切ると目が痛くなりますが、これは硫化アリルが目の粘膜を刺激するからなんです。
また、アリシンはビタミンB1と結合してアリチアミンという物質になり、このアリチアミンは血液中で長時間維持されることから、ビタミンB1の働きをより長く持続することができるので、疲労回復に有効です。
たまねぎの疲労回復効果が優れているのは、たまねぎにビタミンB1とアリシンの両方が含まれるからなんです。エジプトのピラミッドを建設するさいに奴隷たちに玉ねぎを与えたのは理にかなっていたんですね。
■ 玉ねぎの凄すぎる効果とは!
(1)ダイエット効果
玉ねぎに含まれる「ケルセチン」という成分は、ポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があるため体内の有害物質を体の外に排出するデトックス効果が非常に優れていて、脂肪燃焼効果を同時に高めてくれるので、内臓脂肪もしっかり落としてくれます。
このため、たまねぎを習慣的に食べると太りにくい体質へと改善されます。また、たまねぎには血液サラサラ効果や血圧降下作用もあると言われていいます。
(2)生活習慣病予防効果
たまねぎを食べると血液がきれいになるので、血栓症、動脈硬化をしっかり防いでくれます。また、インシュリンの生成する働きを促進してくれるので、たまねぎは脳卒中、心筋梗塞、糖尿病といった生活習慣病を予防する効果が非常に優れています。
(3)肝機能の改善効果
たまねぎは肝臓の解毒作用を強化するグルタチオンが豊富に含まれているので、優れた疲労回復効果やアレルギーなど様々な病気を予防してくれます。また、肝機能が良い状態に保たれるので、肝硬変や肝臓がんなど様々な肝臓に関する病気を予防してくれます。
たまねぎには驚くほど優れた健康効果があります。
酢タマネギはたまねぎ本来の健康効果をより高めてくれますし、酢タマネギにすることで効率よく摂取することができるので、是非おためしください。
1.脂肪とコレステロールを溶かす
玉ねぎ、は血液中の不要な脂肪とコレステロールを溶かして無くし、動脈硬化と高脂血症を予防し治療する効果が期待できます。
更に、末梢組織のコレステロールを除去する重要な役割を担う「HDL(高比重リポたんぱく質)」コレステロールを増加させ、多量のHDLが必要な心臓病患者に効果があると言われています。
2.血行を良くします
玉ねぎには血液の粘土を抑え、血液が流れやすくサラサラにし、キレイな血液を作る効果が期待できます。
3.毛細血管を強化する
玉ねぎは体の隅々にある毛細血管を強くしてくれます。
4.血栓を分解
脳梗塞や、狭心症、脳卒中などの原因となる血管を塞ぐ血栓を分解し、疾患を予防改善する効果が期待できます。
5.糖尿病に効果的
玉ねぎにはインシュリンの分泌を促進したり、血糖を低下させる作用があるため糖尿病を予防や治療に効果的です。
6.賢く血糖値を下げる
玉ねぎには血糖値を下げる効果がありますが、正常な値を下げるような事は無く、異常な血糖値にだけ作用し正常な値になると
作用は止まると言います。
その為、薬などにある副作用は全くないと言われています。
7.糖尿病の合併症にも効果的
糖尿病には動脈硬化等の合併症はもちろんのこと、心筋梗塞や腎臓病、白内障などを予防、治療する効果が期待できます。
8.血圧を下げる
玉ねぎには血圧を下げる効果が期待できます。
高血圧の予防と治療に効果的です。
9.腎臓を元気にする
玉ねぎには、腎臓の機能を増進し、腎臓病を予防、治療する効果が期待できます。
10.肝臓を元気にする
玉ねぎには、肝臓の解毒作用を強化する成分である「グルタチオン」が多く含まれており、更に、肝脂肪の低下も期待でき肝臓を元気にして
体の疲れを癒してくれる効果があるといいます。
これらのことから、妊娠中毒、アレルギーや疲労回復、そして便秘改善にも良いとされています。
又、玉ねぎは肝臓の造血機能にも関わっているといいます。
11.肝臓を守ってくれる
アルコールなどによって消費されるビタミンB1の吸収を助け、酒やけを中和し肝臓を保護してくれます。
12.目を元気にします
例えば、目の疲れからくる頭痛を和らげてくれたり、白内障の予防や、角膜疾患障害の回復に効果があると言われています。
13.殺菌作用があります。
玉ねぎは殺菌力が優れており、「抗敗血症薬」とも言われています。
細菌中のタンパク質に入り込み殺菌・殺虫、大腸菌や食中毒の原因であるサルモネラ菌等の病原菌を殺菌、湿疹や水虫にも効果がある殺菌作用があると言われています。
そして、生玉ねぎを3~8分間噛めば、口中が100%の滅菌状態になるそうです。
更に、結核やコレラなどの伝染病を予防・治療する時にも使われると言われています。
嬉しいことに、玉ねぎの殺菌作用は調理しても損なわれることはありません。
14.お肉の腐敗を防ぐ
玉ねぎの殺菌力と解毒力で肉類の腐敗を防ぐ効果があると言われています。
15.歯の痛みを和らげます
すりおろした玉ねぎを虫歯の中に入れて置けば痛みが止まると言われています。
16.解毒作用があります。
玉ねぎには現代の医学では解明できない体内の重金属を解毒、分解し体外に排出させる凄い効果があると言われています。
17.子供に最適
成長期ある子供にとって必要なカルシウムが多く含まれていて、玉ねぎ自身、成長ホルモンのような作用があると言われています。
18.強壮硬化
カルシウム、そして鉄分も多く含まれていて強壮効果を高める役割があります。
19.風邪の予防治療に効果的
過去には玉ねぎを風邪薬として使用されていたと言われています。咳や喘息などにも効果的で鼻づまり改善にも期待できます。
玉ねぎは不要な粘膜を体外に排出、気道の痰を除去する効果があります。
20.赤ちゃんにも安心
赤ちゃんが痙攣を起こす時、玉ねぎを切って口に当てると完全に鎮まるといいます。
21.妊婦にも安心
子宮収縮による分娩促進作用もあると言われ、妊婦にも良いとされています。
22.鎮静剤や神経安定剤として
生玉ねぎの苦い味と匂いが延髄を刺激し精神を安定させてくれます。
23.玉ねぎでピラミッドも作る
虚弱体質や神経衰弱にもよく、病気の患者の食事に良いと言われています。
紀元前3000年~2700年頃の古墳(こふん)の壁画には、玉ねぎが描かれているんです。
あの有名なピラミッドを建築するときに、現場の人々は玉ねぎを食べていたと言われています。
玉ねぎは当時のスタミナ源だったんですね。
24.お肌にも効果的
血液浄化機能がある玉ねぎは皮膚をキレイにし小ジワを予防します。
25.男性必見!精力剤として効果的
玉ねぎに含まれるビタミンAは精子の生成に欠かせません。
そして、ビタミンB1は性活動を掌握する副交感神経の機能を活発にするということが分かっています。
つまり、男性の精力強壮剤として凄い効果を発揮するということなんです。
玉ねぎがあれば、一週間で朝立ちが回復するとも言われています。
精力増進の玉ねぎ料理は「酢タマネギ」がオススメで、作り方は、
①玉ねぎ4~5個を4分の1に切り分ける。
②さらにスライスする。
③広口びんに②を入れて、酢をひたひたに注いで漬け込む。
④2~3日したら、玉ねぎ5分の1~4分の1個分くらいを3度の食事のときに食べる。
コレで毎日でも大丈夫なんだとか。恐ろしいですね。
ですが、逆に性的エネルギーを高める為に心の冷静さを失うとされ、インドの僧侶や日本のお坊さんは食べないと言われています。
26.アンチエイジング
すべての慢性病は「活性酸素」がかかわっていると言われています。
そして誰もが避けて通れない老化にも活性酸素が原因とされていますが、玉ねぎには、活性酸素を無毒化する様々な抗酸化物質を豊富に含んでいるんです。
更に、「抗ガン拮抗剤」としても注目されています。
27.ダイエットにも効果的
デトックス効果にも優れていて脂肪を燃焼しやすくします。
28.お肉や魚と相性バッチリ
玉ねぎにはお肉や魚の生臭い匂いを無くす効果があり、調味料として欠かせない存在です。
29.長期保存できる
玉ねぎの有効成分は安定していて長期間保存しても変わらないとされています。
30.その他
スタミナ増進、美肌効果、消化促進、生理不順、乳がん、ハゲ不眠症などなどの予防と治療に卓越した効能を発揮すると言われています。
体内をきれいにする、いわゆる「解毒力」が強い野菜の筆頭が、「たまねぎ」と「ねぎ」です。解毒の過程で毒素「捕まえる」「運ぶ」「排出する」「肝臓を元気にする」という全部の部分において、これらの野菜は活躍し、体に備わっている解毒機能を向上させてくれます。
たまねぎ独特の強いにおいは、硫化硫黄化合物といい、これが解毒パワーの基本です。
硫黄化合物は、にらやにんにくといったにおいの強い野菜全般に多く含まれていますので、私たちの生活にも根付いているといえますね。
たまねぎの長所は、食べ方がいろいろできるということ。
飽きずに摂取できますね。また、スーパーなどで比較的安価で、年中買えることや、日持ちすること。
にんにくと違って、食べた後ににおいが残りにくいなどもあります。
たまねぎ、ねぎの解毒効果をアップさせる調理法についてお伝えしましょう。
ポイントは、輪切りにすること。細胞に含まれる硫黄化合物と酵素が反応し、解毒力の強いスルフィド類ができます。
酵素の効きをよくするには、繊維に逆らう方向に切る、輪切りがいいですね。
また、たまねぎは、縦半分に切って切り口を下にし、半円状に切りましょう。
ただし、サラダなどにたまねぎを使う場合に水にさらしてから使うのはNG。
これは、解毒パワーが落ちるので、やらないようにしましょう。
たまねぎやネギの水溶性食物繊維は、毒素を絡め取ります。