ストレスとコルチゾール                     吉冨 信長


正月は多くの人がリラックスできたことでしょう。

現代人は必然的にこのような休息を求めています。

なぜななら、現代では多くの人があらゆるストレスを受けながら生活しているからです。

 

ストレスによって行き着く問題とは、私たちの身体のホルモンのバランスを崩すことにあります。

特に抗ストレスホルモンであるコルチゾールの持続的な分泌は、慢性的な疾患に結びついてしまうからです。

よって、このコルチゾールをいかにコントロールしていくかが、現代を生きていく上で非常に重要なポイントとなることでしょう。

 

コルチゾールは主に副腎皮質から分泌されるホルモンで、本来は体内の脂質、糖質、タンパク質の代謝をコントロールするホルモンですが、生活する中で特にストレスに対して反応し、血糖や血圧そして免疫の調整をはかるものです。

 

コルチゾールは、食後に分泌されるホルモンであるインスリンと拮抗しています。

インスリンは摂取した食べ物からエネルギーを体内に貯蔵していくホルモンですが、コルチゾールはこの逆でエネルギーを放出するホルモンです。

しかし、このコルチゾールは短期で起きる身体的なストレスに反応した場合の作用です。

自然界で外敵が襲ってきたときに、戦うにしても逃げるにしても多くのエネルギーが必要です。

コルチゾールはこうした短期ストレスに対して血糖を急激に上昇させて対応しているホルモンです。

 

ところが、普段の生活において持続的にストレスを受け、コルチゾールが長期的・慢性的に分泌されるようになると、事態はとてもめんどうなことになります。

過度なコルチゾール分泌はその人にとっての正常な血糖をさらに必要以上にあげてしまい、インスリン分泌を促してしまうのです。

 

多量のインスリン分泌が亢進してしまうと、各細胞内でmTORというシグナル伝達物質が持続的に活性化されてしまい、がん細胞までも増殖させてしまったり、動脈硬化を引き起こすことになります。

さらに活性酸素が大量に発生します。こうして老化の原因になります。

 

本来のコルチゾール分泌は概日リズムがあり、その上で短期ストレスがあるとエネルギー放出に向かうという、インスリンとは逆の作用をするのですが、コルチゾール過剰になるとインスリンと同様に、エネルギー貯蔵を促すリポ蛋白リパーゼを活性化させてしまい、脂肪肝やほか内臓脂肪の蓄積、そして腹部肥満の原因にもなってしまうのです。

そして交感神経を優位にさせてしまったり、正常な概日リズムを崩すはめになります。

 

さらにやっかいなことがインスリン抵抗性に進んでしまうことです。

現代人はストレスが原因でのインスリン抵抗性が多いと言われています。

 

そして、コルチゾールは甲状腺機能と密接に関係しています。

コルチゾールは、甲状腺ホルモンにその受容体を感作させる作用があります。

高コルチゾールになると、サイロキシン(T4)をトリヨードサイロニン(T3)に変換するのを減少させ、リバースT3 (rT3)のレベルを増加させてしまいます。

低コルチゾールでもT3受容体の数を減少させ、また細胞内へのT3輸送を阻害してしまうのです。

つまりコルチゾールは高すぎても低すぎてもダメなのです。

 

ストレスによる副腎機能の低下は低体温や冷えを招きますが、甲状腺機能の低下は極度の低体温に陥ることに注意しなければなりません。

 

コルチゾールは体内に必須のホルモンではありますが、高すぎても低すぎてもダメなのです。

このような時代だからこそストレスに立ち向かうことも大切かもしれませんが、やはりストレスの原因を突き止め根本的に解決し、少しでも緩和していくことが早い解決となることでしょう。

何よりもストレスに慣れてしまうということが、危険な道へと進んでしまうからです。

 

コルチゾールコントロールは現代人にとって重要な実践方法となります。

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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