シリカというのは二酸化ケイ素もしくはそこから誘導される物質の総称ですが、まだまだ人々にその価値は知られていないようです。
ドイツのアドルフ・ブテナント氏がシリカが生命に重要な要素であることを提唱したとのことです。
カルマグの関係とシリカは密接にかかわっています。
シリカはコラーゲンを束ねて結合組織を増強し、コラーゲンの再生を促します。
毛髪やつめにも豊富に含まれており、アンチエイジングにも役立ちます。
また歯のエナメル質を固くすることで虫歯を予防する効果もあります。
シリカはコレステロールが血管に付着することを防ぎ、動脈硬化を予防する効果もあるといわれています。
放射能等のセシウムはミネラルに属しますが、ケイ素はミネラルを吸着します。
脂溶性の毒でないですがセシウムも脂肪に蓄積するので、脂溶性毒の排泄にも役立ちますし放射能の解毒にも役立ちます。
便秘の場合、腸内が悪化している場合、キレーション作用も出にくいので便秘とケイ素の解毒力も関係してきます。
またケイ素は毒素吸着材だけでなく、胃の酸・アルカリバランスを整えたりする作用もあります。
これらの効果が科学的にかなりわかってきており、そのため医療業界だけでなく美容業界でも使われています。骨の領域でもよく使われています。
ケイ素やシリカは昆布やハマグリ、ゴマ、パセリ、玄米、大豆などに多く含まれています。
サプリも売られているがやはり自然物からとったほうが、他の意味でも都合いいことは間違いないでしょう。
ただ現在の食品にはほかの栄養素同様ケイ素も少ない傾向があるようです。
ケイ素はこの世界の中ではかなり重要なミネラルであり、なくてはいけないものですがまたありすぎても困ります。
工業生産されるシリカでも特に代表的なものはケイ酸をゲル化したシリカゲル(SiO2純度99.5%以上)であり、乾燥剤として食品や半導体の精密機器の保存から、消臭剤、農業肥料、建築用調湿剤などに使われます。
他にも化粧品において使われたり、クリームや乳液に使用されたり、歯磨き粉に研磨成分として用いられたり、医薬品においてはコーティング剤、軟膏・乳液の安定化のために使用されることもあります。
ケイ素は鉱物、すなわちミネラルの一種で太古の藻類が化石となってできたものです。
珪藻と呼ばれる植物性プランクトンが海底や湖底、土壌などに積推し、長い年月を経て化石となり、やがて藻類は珪酸となり、ガラス質になります。純度が高いほど透明で美しい結晶になっていきます。
そして珪素が一番多く含まれている鉱物が石英であり、その中でも純度99%以上に成長した物が水晶です。
地球の地殻の主な構成要素であるケイ素は、土、砂、石、岩などの台地を形成する物質です。
大地を耕した畑で育った野菜などの食物には、根から吸い上げたケイ素が含まれ、第三の栄養素と言われる植物性の食物繊維の主成分になります。
食物繊維には、ケイ素が多く含まれており、人間にとってケイ素は必要栄養素であり、決して欠くことのできない重要なミネラルです。
ケイ素は体内で合成されず、年齢とともに不足しやすくなるので、ケイ素が多く含まれる海藻類、貝類、穀類、野菜類を積極的に食べることが理想ですが、これらが不足しがちな時におおすすめです♪。