インスリンレベルが高いことが病気の原因!            池澤 孝夫


糖質に偏りたんぱく質の足らない食事は病気の原因になっていると指摘されても仕方ありませんが、一般的にバランスが良いとされる食事であったとしても「代謝」が悪くなっていると、すい臓から血糖値を下げるホルモンである「インスリン」のレベルが高くなり「エネルギー代謝」がグルコジェニックモードに偏ってしまうことがあります。

 

今、私たちの身体に血液の中に流れている「ブドウ糖」の量は血糖値が「100㎎/dl」とすると「体重65kgの方で約5g」つまりスプーン一杯程度なのです。

お茶碗一杯の「ご飯」にはブドウ糖になる「糖質」が「約55g」含まれていますので、単純計算すると血糖値「1100㎎/dl」に相当します。

ところが実際は血糖値が「200㎎/dl」を超えるようなこともほとんど起こりません。

 

その理由は血糖値を調節するホルモンであるインスリンがすい臓から出ているからです。

インスリンはブドウ糖を「肝臓や筋肉」に蓄えるために働くホルモンです。

 

「精白された小麦粉・砂糖・米、そして加工食品に使用されている異性化糖など」が血糖値を非常に上げやすいため、インスリンレベルが急上昇する元凶となっていますが、これらは普段の食生活の中に何の疑いもなく入ってしまっているのです。

「インスリンレベルの上昇」が長期に続くとインスリンが効きにくくなる「インスリン抵抗性」が生じ、さらにインスリンレベルが上昇することになります。

このような状態で「エネルギー代謝」が行われていると「脂肪酸」が肝臓で代謝されにくくなり、代謝して得られる「ケトン体」をエネルギー源として利用することがほとんどなくなってしまいます。

 

このような状態を「グルコジェニックモードに偏っている」というのですが、一般的にバランスの良いと考えられている食事をしていても「体質」によってはケトン体をエネルギー源として使う「ケトジェニックモード」がほとんど機能していない状態に陥ってしまっていることが多いのです。

 

脳の細胞は骨格筋や平滑筋のように脂肪酸をエネルギー源として利用することが出来ません。

したがって脳細胞のエネルギー源をブドウ糖ばかりに頼っていると「アルツハイマー型認知症」になった場合、ケトン体というもう一つの脳のエネルギー源が不足しているために認知症の症状が出やすくなってしまいます。

 

また、インスリンレベルが高くなることで過食となり、そうなるとブドウ糖は消費されずに余ってしまいます。

そして「余剰のブドウ糖や過剰に分泌されたインスリン」によって「肥満」の原因になってしまうのですが「がん」や「ポリープ」「子宮筋腫」なども育ててしまう原因になってしまうことにも注意が必要です。

 

インスリンのレベルが高い状態は身体のあらゆる組織に悪影響を及ぼします。

たとえば「生理痛」に対して鎮痛剤が効かなくなるほど重症になってくる原因は「インスリンによって起こる炎症」であり、これが痛みを増強して耐え難いものにしてしまうのです。

 

また、月経時以外にも腹痛の原因として「食事によるインスリンレベルの持続的上昇」を念頭に置いておく必要があります。

産科的な疾患である「切迫早産」の時の「お腹の張り」はインスリンが「羊膜に作用して炎症」が起こることで子宮を収縮させるホルモンが分泌されることで起こっていると考えられます。

 

ほとんどの病気や不快な症状が「インスリンレベルが持続的に高い状態が長期にわたって続く」ことで起こっていると言っても過言ではありません。

なぜなら「食事法」を変えて「低インスリン状態」をしばらく維持すれば「インスリンによる炎症で起こっている症状」が改善してしまうからです。

 

一方「インスリンレベルが高い状態」が続いて「すい臓が疲弊してインスリンの分泌不全」または「インスリン抵抗性が増大しすぎてインスリンが全く効かない状態」になってしまうと「糖尿病」になってしまいます。

日本人の場合は「非筋肉質」のため「一度に大量の糖質を処理できない」ことが多く「インスリンレベルが高い状態が長時間続きやすい体質」であることから肥満」がなくても「糖尿病」になってしまう方が多いので注意が必要です。

 

「糖尿病の合併症」として「網膜症」「腎不全」「神経障害」などがありますが、これらを予防することが「糖尿病治療の主眼」となってきます。

このうち「網膜症」と「腎不全」は「動脈硬化」が進行することによって起こってきます。

したがって「血糖値」をコントロールすることに神経を注いでしまうのですが、「動脈硬化」は「高血糖」であることよりも「インスリンレベルが高い状態」の方が「危険因子」としては大きいのです。

 

「インスリン」が「動脈硬化の危険因子」として「ブドウ糖」より怖いということは以下の事実からも理解することが出来ます。

「内因性インスリン」が分泌されている「糖尿病」にあっては「インスリンを増やして血糖値を下げる薬」を使用する「高インスリン治療」で「血糖値」だけを下げる薬物治療や効果のない「カロリー制限食」が一般的ですが、これらの間違った治療を止めてみます。

その代り「糖質制限食」を治療の中心に据えて「インスリンを介さずに血糖値を下げる薬剤」に変える「低インスリン治療」を行うと徐々に「進行しかけていた合併症」がほぼパーフェクトに予防できるからなのです。

 

このように「インスリン」というホルモンは、私たちにとって必要なホルモンなのですが、過剰に存在すると「身体にダメージを与えてしまう恐ろしい一面」も持っているのです。

「グルコジェニックモード」偏ってしまっていることで「余剰なブドウ糖」や「過剰なインスリン分泌」が発生し、これらは一般的な血液検査では知ることが出来ません。

また様々な不快な症状や病気が「ブドウ糖やインスリン」によって引き起こされている考え方が「今の医学」にはありません。

 

したがって病院に行けば「病名」をつけたりしてくれるのですが、治療に関して言えばほとんどが「対症療法」になってしまっています。

「根本的治療」は「原因治療」です。

「インスリンレベルが高いこと」が原因であれば「食事法」を変えることで治すことが出来ます。

 

「ホルモン分泌異常によるエネルギー代謝の乱れ」がすべての病気の原因とは申しません。

「物質代謝」に必要な「栄養素」すなわち「たんぱく質」「脂肪酸」「ビタミン」「ミネラル」などの摂取不足も深刻な状況です。

「グルコジェニックモード」に偏っていないか「栄養不足」がないかどうかを一度「専門医」に診てもらい「現在の健康状態」を診断してもらい「正しい食事法」の指導を受けることが、今必要ではないかと考えているのです。

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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☆他人に期待すれば不満になり、

  自分を信頼すれば自信になる 

☆人間関係とは、他人を通して自分自身

  との付き合い方を学ぶ機会なり 

☆自分の短所を受け入れるとき、

  自分らしさという魅力が生まれる 

☆最も空しい人生とは、

  すべてが思い通りになる人生である 

☆幸せは得るものではなく、気付くもの


☆樹木は、上に伸びる前に下に伸びる 

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