アルカリ性食品                         中山栄基


食べ物が体に与える影響をPH、つまり、水素イオン指数を用いて酸性、アルカリ性で評価する手法ですが、肉やパンを主食にする欧米諸国では動物性食品や砂糖はカルシウムを体内から奪ってしまうから、骨粗しょう症の予防にアルカリ性食品の摂取が必要と言われ、様々な研究論文が発表されております。しかし、我が国では、どうも積極的にはあまり評価されていない傾向にあるようです。

 

実際に食品のPHを測定する場合はそのまま測定するのではなく、食品を燃やして、灰にして、それを水と混合し、溶出した液のPHを測定します。

 

《アルカリ性を示す食品》

野菜、果物、海藻、キノコ、大豆など

 

《酸性を示す食品》

肉類、魚類、卵、砂糖、穀類(米、麦)など

 

又、アルカリ性を示すミネラルはナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどで、酸性を示すものは塩素、リン、イオウなどです。

 

日本では何故、アルカリ性、酸性の食品が注目されないのかといえば、体液のPHは7.35~7.45と若干アルカリ性にありますが、通常はこの数値をキープしているので、あまり深刻な問題までには至らないということが、危機感がないことに繋がっているようです。

しかし、激しく運動した後とか、食後すぐには一時的に酸性度が高まりますが、予備のアルカリが出ることで、すぐに弱アルカリ性に安定します。

ですから、私たちの体は自分で努力をしなくても、絶えず、正常状態を保つためにひとときも休まず作業をしていてくれているので健康な時は問題化しないのです。

しかし、私たちが摂った食べ物は消化吸収され、エネルギーになると同時に、硫酸、硝酸、リン酸、乳酸、焦性ブドウ酸などの酸性の老廃物が必ず出来ます。

そして、その処理をするのが腎臓ですから、こうした酸性老廃物が多く出れば、それだけ腎臓に負担がかかります。

それ故、血液が汚れるような食品を食べないほうが賢明であることは言うまでもないことですね。

 

糖尿病も高脂血症も痛風もみな食べ物から来る病気とされていますが、こうした現代病は生活習慣、ことに酸性食品が多いようにも思われるのですが、いかがでしょうか。

糖分が多過ぎれば、それだけインシュリンも多く出さねばなりませんから、膵臓にそれだけ負担をかけますし、脳が正常な活動を少しでもストップしたり、誤作動でもしたら、たちまち、生体の調節機能は大混乱を招きます。

 

そうした意味でも酸性食品、アルカリ性食品は世間や医学、栄養学ではあまり重要視されてはいませんが、だからこそ、日本では病気が右肩上がりで増えているし、病気が治らないのだと考えたら、現代病を改善する一つの突破口になるのではないでしょうか。

 

アルカリ性食品は概ね、体に良い。

酸性食品の摂り過ぎは体に悪影響を与える。

しかし、人間は両者の食品を食べて、体は生命活動をおこなっている。

 

人間はアルカリ性食品だけを食べているわけではなく、酸性食品も毎日食べています。

つまり、一方だけに偏っていてはいけない。

何故かといえば、アルカリ性を示すミネラルはプラスのイオンの元素であり、酸性を示すミネラルはマイナスイオンを示していますが、両者が存在して体は成り立っているのです。

 

WHOでは2002年に動物性蛋白質による酸性の負荷の結果、生じる骨粗しょう症に関して、蛋白質によるカルシウムを排出させることに繋がると推論している。

又、2003年には砂糖やブドウ糖、果糖などの摂取が多いと口腔内を酸性にする能力が高まり、虫歯が進行しやすくなるとしている。

又、動物実験では弱アルカリ性の血液では結核菌を投与しても死滅するが、酸性の血液のなかではよく繁殖します。

 

私は、「天然塩と岩塩は体に是か非か」の原稿の中でも触れた野生植物について、これは最も理想的なアルカリ性食品であり、これを常に食べている草食動物は自分の体に最も適応した植物を食べて生命活動をしているのですから、最も理想的な生き方をしていると思います。

又、野生の肉食動物はその草食動物を食べているので、肉自体は酸性食品ではありますが、内臓に植物の残渣があれば植物も食べることになりますので、最低限度のアルカリ性食品も食べているわけです。

 

さて、私たちの場合にはアルカリ性、酸性入り混じって食べていますので、バランスを重視して偏らないようにすることが第一だと思います。

欧米諸国では肉や麦などの酸性食品を多く食べている食習慣があるから、野菜や果物などのアルカリ性食品を摂ることでバランスをとらなければいけないという思考が働いているのではないでしょうか。

 

その点、我が国は穀類や野菜が多いので、どちらかといえば、アルカリ性食品を多く食べる習慣になっているので、それほど深刻にはならなかったのだと思います。

しかし、現在は食の欧米化が進み、化学物質という合成物質を使った食材、食品が急激に増え、今後、アルカリ性食品、酸性食品という名称が注目されるかも知れませんね。

でも、今の状況で、無農薬、無化学肥料で遺伝子組み換えしていない在来種での野菜、作物であればいいのですが、そうでなければ、いくらアルカリ性食品だとしても、私にはよいものとは思えませんので、あくまで自然栽培、自然の生育した動植物であるという限定した中でのアルカリ性食品、酸性食品ということになります。

 

 








          たきがみ博士の想い

 

誰でも、自分の中に伝統がある。自分が経験したすべての過去の累積、それが”いま”のわたし。

過去とは思いだすこと、現在(いま)は過去の必然、そして、未来は想い、選択すること。

いまは、変えられない。

しかし、人には明日があり、未来がある。明日は、こうありたいと想いを持つことができる。

 

すてきな明日に向かって、”これからへの想い”を具体化するJourney、しっかり楽しみたいと思います。

そして、”いま、ここ”を丁寧に活きる。

みずからの人生の軌跡を、すてきな笑顔でみつめるために。

 

旬(ときめき)亭 亭主 たきがみ博士
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