がんになったら 笑いヨガ
がんになりたくなかったら 笑いヨガ
自律神経には、交感神経と副交感神経とがあります。
笑いますと、副交感神経が優位になり、 心身の緊張がほぐれ、 唾液の分泌が増え、 消化器官・泌尿器官などの内臓の作用が活性化され、
NK細胞が活性化し、 がんの素を破壊して、がんの進行を抑制していることが判明しています。
交感神経が優位になりますと、緊張し、活動的となりますので、昼向きの神経です。
エネルギー消費型です。
アドレナリンが副腎の髄質から分泌されます。
一方、副交感神経が優位ですと、弛緩し、休養志向となり、夜型の神経と言えます。
エネルギー生産型です。
アセチルコリンが副腎の皮質から分泌されます。
このように、私たちの生理機能が自律神経のバランスで維持されていることを発見しましたのがアメリカの生理学者キャノン博士です。
同博士は、このシステムを「ホメオスターシス(恒常性維持機能)」と命名しました。
これこそ、自然治癒力です。
結果として「病氣」は「氣の病」であることを証明しました。
ストレスが解消されないまま、大量に継続的に「不快刺激」が与えられますと、 交感神経が優位となり、緊張の連続となり、副交感神経が押さえ込まれてしまいます。
これが原因で、活性酸素が暴れて、我が身を傷付け、これが炎症となります。
これの代表的なものが、がん細胞です。
これに対し、
笑う、
感謝する、
愛する、
明朗になる、
素直になる、
相手を許す、
生きがいを持つ、
趣味を楽しむ、
心静かに祈る、
などして前向きの明るさを取り戻し、副交感神経を激励して差し上げましょう。
更には、
恐れない、
クヨクヨしない、
怒らない、
妬まない、
憎しみを捨てる、
悪口言わない 、
不足不満を持たない、
強い責任感を避ける、
などで緊張を解してリラックスしていただき、副交感神経を応援申し上げましょう。
これに穀菜食で自然本来の「氣」を摂り込んでいきますと、まさに「鬼に金棒」です。
これでガンを予防し、 がんを克服することができます。
直すのは自分であり、 自分の「ホメオスターシス(恒常性維持機能)」すなわち「自然治癒力」です。
本当の自分を愛し、
自然治癒力を信じ、
自然治癒力に「ありがとうございます」と心から感謝申し上げます。
自律神経で最も大切なのは、交感神経と副交感神経のバランスですが、日々、たくさんのストレスのなかで生きている私たちは、
交感神経が優位になっています。
交感神経を過剰に優位にしないためには、ふだん下がり気味の副交感神経を上げてやるしかありません。
副交感神経の活動レベルは、加齢とともに少しずつ低下していきますが、そのほかにも、1日のなかでも変動があったり、
食事のとり方や運動の仕方、睡眠時間や疲労度、さらには精神状態や環境の変化など、さまざまな要因によってめまぐるしく上下します。
このめまぐるしく上下する副交感神経を、できるだけ高い状態で維持することが、心の健康を保ち、体の潜在能力を引き出すカギとなります。
人間は、時間を気にしたり、焦ったりするだけで交感神経が刺激されるので、呼吸が浅くなります。
そして呼吸が浅くなれば、血流が悪くなり、身体的なパフォーマンスが低下します。
もちろん、脳の活性も低下し、思考力、判断力、発想力なども低下してしまいます。
でも、イライラしたり、怒ったり、悩んだりする原因になることを、できるだけ遠ざければ、副交感神経の働きを上げることができます。
心身のバランスを整えるためには、ふだんから副交感神経の働きを上げることを意識的に行うことが大切なのです。
自律神経のバランスを整えるには、呼吸を意識することが有効です。
人は興奮したり、緊張状態にあるとき、呼吸は浅く速くなりがちです。
交感神経のスイッチが入ると、呼吸は浅くなり、心拍数は上がります。
この状態は、息を吐くことを意識するだけで元に戻ります。
呼吸で息を吸うときには交感神経が、息を吐くときには副交感神経が優位になります。
ですから、吸うときの倍くらいの時間をかけて息を吐くことがポイントです。
アメリカの健康医学の研究者アンドルー・ワイルは「4・7・8の呼吸」を提唱しています。
4秒で吸って、7秒間息を止めて、8秒で息を吐くという方法です。
やってみて、できないようなら、自分が息を吐けるスピードで吐き、その半分ぐらいのスピードで吸うくらいの意識で呼吸してください。
鼻で吸って鼻で吐けば、外から入ってくる毒物や細菌などの侵入を防いでくれますが、口呼吸では外から入ってくる細菌などの侵入を防ぐバリアーがありません。
そのため、気道や肺への異物の侵入を簡単に許してしまいます。
仕事が忙しいなど緊張状態つづいて体が冷えているときは、鼻から深く息を吸ってから、ゆっくりと吐き出しましょう。
副交感神経が優位に働くようになって体が温まり始めます。