どんな栄養が含まれているのかというと、カルシウム等のミネラル、タンパク質、ビタミンB1・B2、鉄分、ナイアシンなどなど・・・
リノール酸をはじめ、オレイン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
ビタミンEや各種ミネラル類、植物ステロール、リグナン類やカロテノイドも含まれています。
効能
1.ダイエット効果
血流改善に働きかけることで、全身の細胞に栄養や酸素を行き届かせるため、細胞が元気になり、新陳代謝を活発にします。
コレステロールがゼロ。たんぱく質やビタミンB1、B2、ビタミンE、カリウム、亜鉛などのミネラルがたくさん含まれています。たんぱく質は筋肉を作る大切な栄養素なので、ダイエットするときには積極的に取りたい栄養です。
かぼちゃの種に限らず、ナッツの類は全体的に栄養価が高く健康に良い反面カロリーも高いので、小粒だからといって油断してたくさん食べてしまうと、大変な事になってしまいます。太らないよう摂り過ぎには注意しましょう。
かぼちゃの種のカロリーは、かぼちゃのカロリーを遥かに上回ります。
・西洋かぼちゃ(約90kcal/100g)
・かぼちゃの種(574kcal/100g)
食べ過ぎは逆効果です。
2.アンチエイジング効果
かぼちゃの種は、老化や病気の原因となる活性酸素を撃退する働きを持っています。
活性酸素とは、普通の酸素に比べ、著しく反応性が増すことで強い酸化力を持った酸素です。体内で過剰に発生すると、脂質やたんぱく質、DNAなどに影響し、老化の原因になるとされます。
ビタミンEは「老化防止のビタミン」、「若返りのビタミン」と呼ばれ、しみやしわをできにくくする働きがある。このほか、のぼせ、肩こり、腰痛などの更年期の諸症状を和らげたり、血行不良による冷えを解消する作用もある。
3.女性の排尿障害を軽減する効果
リグナン類を豊富に含むかぼちゃの種を摂取することで、過敏性膀胱や頻尿などの排尿障害を軽減する効果が期待できます。
*過敏性膀胱…急に尿意が起こったり、我慢できすに尿が漏れてしまう症状
*頻尿…排尿の回数が通常よりも多い症状
4.前立腺肥大を抑制する効果
かぼちゃの種に含まれる植物ステロールやリグナン類は、前立腺肥大症に働きかけ、その症状を緩和するといわれています。
5.骨粗しょう症の予防効果
かぼちゃの種に含まれているリグナン類には、女性ホルモンのバランスを整える作用があるため、骨粗しょう症の予防に効果的です。
6.コレステロール値を下げる効果
かぼちゃの種に含まれているリノール酸には、血中のコレステロールをコントロールする作用があるため、かぼちゃの種の摂取は、血中コレステロール値を低下させる効果があるといえます。
7.疲労の抑制、体力の増強効果
リン、カルシウム、カリウム、鉄、セレン、亜鉛といった複数のミネラルが存在している。
かぼちゃの種に含まれる豊富なミネラルは、体全体の機能を高め、体力の増強に効果的です。
かぼちゃの種のおつまみ
(材料)
かぼちゃの種 どれだけでも
オリーブオイル 炒める分
好きな塩 お好みで適量
(作り方)
1 種を洗う。外れないワタも気にせず適当にハサミで切ってばらばらにしておく。
2 クックパーかお皿に広げてラップせずにレンジで乾燥させる。レンジの中心部分は焦げるので周囲にぐるりと広げるように。
3 種の大きさやレンジによって違うので数分で様子を見ます。カサカサからから音が目安。時々混ぜたら均等に熱が通ります。
4 フライパンにオリーブオイルを引いて乾燥した【3】を入れて弱火でこんがり焼き色がつくまで炒める。
5 好きな塩をまぶして出来上がり。さめたらよりカリカリ☆